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もう幾つ寝ると・・・早いかな

12月、師走に突入です。
ちょっと勇み足でお獅子のサザエさん登場???・・・・別に他意は無いのですが・・・

月初めから簡単な手術で入院していました。
深刻な病気ではなく、良性の病気?ですので不安はなく、久しぶりの入院生活を味わって来ました(汗)。

ストレッチャーに乗せられ、手術室に入って行く時に、ふと大昔に見たベンケーシーのタイトル映像が蘇って来ました。
テーマミュージックに合わせて天井の照明がどんどん流れて行きます。
仰向きに寝かされ、天井しか視野に入らず、まさにベンケーシーの映像そのものです。
大手術ではないにしろ、まな板の鯉としては緊張の一瞬でした。

麻酔は下半身だけ効く腰椎麻酔。
刺された瞬間、ピリッとしたした感触が下半身を走り、程なく痺れて感覚が失せて行きます。
脚を折り曲げている様な、とても丈が短くなった様な感覚が襲って来ます。
もちろん既に自由は利きません。
先生が皮をつねって反応を見ます。
まだ少し感覚があります。でも次第にその感覚も失せ、下半身は意思の管理下から離れて行きました。

半身麻酔は奇妙なものです。
執刀医が何をやっているか何となく想像出来ます。
看護師とのやり取りが良く聞こえるからです。
指差し称呼よろしく作業内容を声を出して復唱したりします。

天井から下がる照明のガラスに、不鮮明ですが患部が映り込んでいるのを見つけました。
なんとなくモニターしながら事は運んで行きました。

約一時間で予定通りに手術は終了。
再びベンケーシー状態で病室に戻りました。

と言う訳で約一週間の入院生活でした。
手術当日と2日目は結構痛みもあって不自由な思いをしましたが、その後順調に回復、抜糸まで入院のところ、数日早めて退院しました。

で、サザエさん。
暇な一日、談話室に置いてあったサザエさんの文庫本に読み耽っていました。
ちょうど子供の頃、昭和30年代の巻です。
その頃の記憶と重なって、楽しく読み耽ったのですが、困った事が一つ。

たった4コマのサザエさん漫画。
でも必ず最後のコマにオチがあるのです。
1ページ毎に最後はお腹をよじらせて笑えるコマがやって来るのです。

「はははは」
次の瞬間
「いてててて」

サザエさん、術後の患者には向かないかも・・・・
御見舞用にはご遠慮ください。

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