カラカラ天気が続きます。たまに雪がちらついて、明け方うっすら積もることもありますが、水にもならず、いつの間にか昇華して、からからの大地が顔を出します。
でも、寒さは続いてます。暫く前よりは楽になった感じですが、氷点下の世界はまだまだ本番中です。
そんな中、まあまあ元気な緑を見せているのがルッコラです。さすがに露地では無理で、これは霜よけ簡易フレームのお陰です。
写真が前にも紹介したことがある、廃材を利用した防寒設備です。周囲を板で囲って、ちょっと掘り下げて、サッシで冷たい空気を少し遮断してます。日が照れば中の温度も少し上がって、それなりの温室効果が期待できる・・・というものです。
もともと寒さに強いルッコラなら、この様な簡易的なフレームでも何とか栽培できると言うことですね。
ここは同時に作物の保管庫も兼ねています。大根とネギを土の中に埋めてあります。
先日妻が大根を取りに行ったら、凍っていて取れなかったと嘆いてました。やっぱりここの寒さは尋常ではないですね。
寒さを物語る現象がこれ。大地に開いた大きな穴、深さは10cm程。
じつはこれは穴が開いたのではなく、地面が霜柱で持ち上がっているのです。穴の底にみえるのが実は地面であり、周りの平面は地表がそっくり持ち上げられていたわけです。
霜柱といっても平地の柔なのじゃありません。少々の体重で踏んだくらいでは壊れないほどの強度があります。いつもの砂利の散歩道はほとんどこんな感じです。
これがグチャグチャになってくる頃、やっと春が訪れます。