近所の赤松の森があっという間に消滅しました。
すこし前から人が入って、ところどころ間伐されて明るくなったと思っていた立派な松林の一部が、昨日今日でほとんど姿を消してしまいました。
茂りすぎたので手を入れるような噂は耳にしていたのですが、まさか雑木も含めて完全伐採とは、このエコの世に逆らう暴挙。たしか県有林だったような気もするので、ゆめゆめ宅地化する事は無いと思うのですが・・・
上の写真の場所からは、甲斐駒の姿を見ること出来なかったのですが、ご覧の通り甲斐駒が丸見えになりました。もちろん今まで鬱蒼としていた景観がガラッと変化した訳です。
赤松はあまり評判が良くないのは事実です。大雪や大風で倒れて、甚大な被害をもたらす可能性もあります。マツクイムシなど害虫の被害も深刻で、厄介な存在です。問題は伐採後の利用です。我が家の裏の県有林は雑木と針葉樹の混合林として再生を図っているようです。ここも広葉樹の森として再生されるのなら大賛成です。
さあ、どうなって行くのやら、しばらく目が離せません。
家から見える景色の変化です。左上の家の屋根と林を見比べると、如何にたくさんの木が切られたのか一目瞭然です。
鳳凰三山の山裾が見えて来て、山が立派に見えるようになった、と喜んでいる場合じゃないようです。