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真夏の遠足2題 Part?


 日曜日、今日は朝から抜けるような青空が広がりました。気温は高めですが湿度が下がって爽やかな高原の朝がやって来ました。
 今日は近所の薬草園へ、Hさんご夫婦と散歩がてらにブルーベリーのつまみ食いをしようと言う計画がありました。
 朝一番H婦人から電話が入りました。
「天気が良いから少し足を伸ばして棒道へ行かない?」
と計画変更の相談電話。
「じゃあ、もう少し足を伸ばして上の牧場へでも行きましょう。そのあと棒道へ出てここまで戻りましょう。」
と逆提案。
 衆議一決。早速でかけることになりました。
 現在休館中の風林火山館(甲斐小泉)の前の空き地に車を置いて、広々とした唐松並木の散歩道をのんびり歩き始めました。ここは県営牧場への専用道路で一般車の通行は出来ません。人っ子一人いない気持ちよいプロムナードです。
 程なく視界が開けて牧場の草地に出ました。久しぶりに山波がすっきりと見えます。富士山もこの時期にしてはすっきりと、端正なシルエットを浮かび上がらせています。
 この牧場は県内の酪農家から夏の間牛を預かり、放牧の面倒をみるらしいです。まあ日本版スイスのアルプ、何処からかハイジやペーターが現れそうで、とても愉快な景色です。今日はまだ放牧が始まってないようで、遠くで牛の鳴き声はしていましたが、草原は閑散としていました。

 牧場で美味しい空気を胸一杯吸い込んでから、棒道まで防火帯の小径を下ります。ちょうど林の切れ目から鋸岳のギザギザの稜線が見えていました。

 ゴルフ場のフェンスが行く手を阻むところで棒道に飛び出しました。この辺りまでは家からすぐのところです。でも今日はもう少し足を伸ばして、網笠への旧登山道との交差点まで行って、ゴルフ場の下をまわる道を通って家へ戻ることにました。
 さすがに日向は強い日射しで閉口します。それでも一端林の中へ踏み込むと、ひんやりした風が流れ、とても爽やかです。乗馬のクロカンコースにもなっている棒道、馬の落とし物に注意しながら、のんびりと真夏の遠足は続きました。

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