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梅雨が来る前に



 来週からはいよいよ梅雨に突入かと言う、憂鬱な予報が出ています。折角咲きかけたバラですが、雨が降ってしまうと花の勢いも下がり、痛みや病気が出やすくなります。東京では5月にバラが咲いて、何とか梅雨前に楽しめたりするのですが、この辺りは一月遅れ、梅雨のさなかにバラのピークを迎えます。しかたないか。
 庭の中心でいよいよ咲き始めた「ファンタン・ラトゥール」です。フランスの画家の名前が冠されたクラシックローズです。淡いピンクの上品な色合いで、ほんのり芳香が漂います。オールドローズらしいクオーターロゼット咲きなのですが、まだ咲き始めで、典型的な花形が見られるのはもう少し先のようです。


 これはその蕾。他のバラも同様ですが、蕾の時は濃い色合いになります。白いバラでも蕾が赤くてびっくりしますが、満開になる頃、花びらは真っ白になります。


前回紹介したバフビューティーが開きました。これも本来はもっとくしゃくしゃしたロゼット咲きになるのですが、ちょっとあっさり目に開きました。これもオールドローズですが四季咲き性があり、秋まで楽しめそうです。色合いも本来の杏色よりも黄色みが強いようです。


アイスバーグも真っ白になってきました。銀幕の映画女優を彷彿とさせる凛とした美しさがあります。


LDブレイスウエイトも大きく開きました。何も手入れせず、消毒や殺虫もしていないので花びらが少しきたないですが、まあ自然のままと言う事で気にしないことにします。


 上のバラと同じような臙脂色のナスタチウムです。良くあるオレンジや黄色は派手なので庭に入れるのに抵抗がありますが、これは大人の色?なので歓迎です。LDブレイスウエイトの側に植えました。


バラではありませんが、フウロソウがきれいです。ゲラニウムの類は何種も庭にありますが、これは背丈の低いタイプ。白も少しあるのですが、この色が増殖中で元気です。


ボーダー花壇の定番ジキタリス。昨年入れた株があまり生き残らず、今年再度挑戦中です。白や薄いピンクを狙っているのですが、未開花株を買ってきてとりあえず植えてます。意に反して濃い目の赤が出たりして、ジキタリスを制するにはもう少し修行が必要です。
 梅雨を前に庭の花の開花状況はやっと5分と言ったところです。このまま梅雨入りが遅れると、一番良い時に雨にたたられそうです。困ったものですがお天気だけはどうにもなりません。

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