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ポジドライブ



 テレマークにはまり始めて、技術もないのに、悪い癖で道具に凝り出しました。と言ってもメンテ用の工具です。
 ヨーロッパの工業製品は特殊なネジを使っていることが多いようです。まあ彼らにとっては普通なのでしょうが、プラスネジのようでプラスネジではないネジが多用されています。写真では分かり難いですが、十文字のネジの溝のちょうど中間、45度のところにヒゲのように小さな溝が見えます。我々がなじんでいるプラスネジ(正式にはフィリップスと言うらしいです)は溝が十文字です。ところがこれは十字の中間に小十字があって※みたいな形状になっています。ポジドライブネジと言うらしいです。
 この中間の小さな溝がポイントで、専用のドライバーを使うことで、カムアウト・・・良くスルッと滑って溝をなめてしまったりするあれです・・・がほとんど起こらず、しっかり確実にネジを固定できるシステムになっているのです。
 スキーのビンディングはこのネジが使われているようです。最近当家に来たテレマークスキーのビンディングも、ご多分に漏れずこのネジが付いてました。たまには増し締めして上げないとまずいので、必要に迫られて専用のポジドライバーの購入に踏みきりました。
 田舎のホームセンターでは扱いが無いとの事なので、ネットで手に入れました。
 思ったよりも大きく存在感があるドライバーで、力も良く入りそうです。早速試してみました。確かに先端のくい付きが良く、力強くネジが入って行きます。でもトルクのかけ過ぎは禁物、緩みを矯正するくらいで止めておきます。
 欧米ではマイナスネジが普通に使われてきました。そのうちアメリカではプラスネジが普及してきたようですが、アメリカ人と同じ道をたどることに強い抵抗のある欧州人は独自のポジドライブを開発してアメリカ人と違う道をたどることになった・・・らしいですが、さもありなんです。
 日本ではまだまだ一般的ではないですが、これから普及して行くことが考えられますね。プラスネジがプラスドライバーで良くまわらない!と思ったら、良く溝を確認して下さい。ヒゲが見えたら要注意。

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