レイアウトのリニュアルにあわせて、少しシーナリーにも手を入れたくなりました。そこでかねて作りたかった大きな立木の制作に着手しました。昔通販でお世話になったスイスのある模型屋さんのホームページのトップ画像に、駅舎の横に大きな立木が配されたイラストがあって、とても良い雰囲気だったのが印象に残っています。それを再現したいと思っていました。
その木は白樺みたいに白い樹皮だったので、白樺をイメージして作り始めました。制作の手順は、細い真鍮の針金を適当な長さの束にします。大きい木の場合本数はかなり多めにします。
よりあわせた針金の束を、適当なところから枝分かれさせます。主幹を残しつつ、枝をはらせて行くと、何となく枯れ木が出来ました。枝も途中で小枝をだします。本物の木を観察して雰囲気を掴みます。
白樺の大木が目標だったのですが、針金をギュンギュン捻っていたら、枝がゴツゴツしてきて、イメージとだいぶかけ離れてしまいました。白樺の枝は素直にツンツン伸びているのです。
これはどちらかというと桜みたいです。庭に桜があるのでそれでも良いかなとは思いますが、樹皮の白さに憧れます。少し枝をストレートに成形して、ダケカンバならいけそうです。
仕上げはフォーリッジという着色したスポンジを使って葉っぱの雰囲気を出します。
もう一つの仕込みがこれ。待避線を作ったもののポイントは手動です。離れたところにあるのでこれでは不便です。そこでポイントマシンがいるのですが、駅セクションに使ったLEMACOのスローアクションポイントマシンを使いたいのですが、これが結構高く、コストが嵩みます。そこで良い案がないかネットで検索したところ、タミヤのユニバーサルギヤボックスを使うアイデアを見つけました。
これとマイクロスイッチとダイオードの組み合わせで、多分半額以下のコストで完成するはずです。
これの完成は次の週末かな。真冬は家の中でシーナリーの仕込みでもコツコツやっていこうかと思ってます。