Casa Milleに消防車が・・・
ご安心下さい。火事ではありません。地区の消防団に火伏せと称する火事除けのおまじないをして頂いたのです。丁度10日は出初め式、団員も勢揃いというところで、いかがですが?と年末に声を掛けて頂いたのです。
寒の一番厳しい最中、家に水をかけるのもどうか・・・ですが、先住の諸氏に伺うと「やっておいた方が良いよ」との事でした。
さて本番の火伏せの儀式が始まりました。
近くの消火栓から延々と引かれたホース、その先端のノズルを一緒に持ってと言うので、恐る恐る握ってみました。しっかりした重みと反動が手に伝わり、ノズルからは勢いよく水が弾き飛ばされました。
家に水をかける真似、と言うにはしっかり水が出て行き、季節外れの虹も現れて綺麗です。ひとしきり放水して儀式は終了しました。
放水後再びポンプ車がアプローチに入り、家をバックに記念撮影。そのあとポンプ車はカーンカーンとスピーカーを響かせて引き上げて行きました。
火伏せというおまじないなのですが、実は消火栓の位置、距離、水圧の調整など、いざというときのシミレーションという隠れた機能が含まれているようです。
転ばぬ先の杖、用心に越したことはないようです。