小淵沢に着々と秋の気配が忍び寄ってます。このところ明け方の気温は10度。冬場の最高気温と同じくらいです。そのせいか、秋の気配が濃くなってきました。空にはアキアカネが飛び交い、草むらの虫の声もひと頃より勢いが減って、空が随分高くなりました。
近所の蕎麦畑の花にも薄緑色の菱形の実が付きはじめました。この辺りは美味しいお蕎麦やさんが多いせいか、蕎麦の畑、正確には休耕田に植えられた蕎麦田？が多く目につきます。
今朝も天気が良かったので南アルプスをバックに広がる蕎麦畑に行ってきました。残念ながら雲がわいて、甲斐駒の山頂は見られませんでしたが、大パノラマを背景に広がる広大な白い海は圧巻でした。
もうすぐ美味しい秋蕎麦が食べられますね。
もう一つ重要な秋の使者。家の前の栗の木の実です。今年の長雨の影響か育ちがいまいちのような気がします。小さいし、まだ青いし、小さくてボタボタ落ちる実が多いし。
でもこれは貴重な我が家の食料、あと半月ほど頑張って実らせて欲しいと祈り続ける日々です。
この栗の生えている土地は他の人の土地です。でも持ち主を一度も見たことがありません。ですから大手を振って収穫できます。
しかし競争相手がたくさんいます。ここは散歩道の十字路、誰もが狙っています。
仕事部屋の窓から大きなこの栗の木がよく見えます。この木下で地面を足で探る人が見えます。
「こらーっ、その栗に手を出すな！」
と心が叫びます。
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新鮮な栗は、生でも美味しいですね。
子供のころ、伯父が「生が旨い！」とポリポリ食べていました。私も、その時始めて食べて、歯触りと、ほんのりとした甘さが気に入りました。
たまになんだか知らない幼虫が中に入っていましたが、伯父曰く、「この虫は腹に良い」と言っていた記憶が有ります。
蓼科の山には、山栗の小さな実がいっぱい落ちています。これもとっても美味しいですね。
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我が家は夫婦で栗大好きです。去年の秋口はこの家の建設現場に通う度に栗拾いしてました。
山栗は小さくて処理が大変ですが甘くて美味しいですね。
フレッシュなマロンクリームでモンブランを作りましょう。是非味見に来てください。