© 2008 pico6. All rights reserved.

あと1週間で・・・



 初公開、私の会社のデスクトップです。
 神田の古本街の一角のこの事務所に通い始めて3年余り、小淵沢への移住を契機に、来週末で退職することになりました。
 2008年は激動の年。年頭に一念発起して土地探し、良い土地が見つかって具体的な移住計画のスタート。古い家がタイミング良く売れて、希望の大工さんのスケジュール調整が出来て、夏の終わりに地鎮祭、秋の初めに上棟式、そして冬、いよいよ完成、2月初旬にやっと移住を迎えます。
 仕事はしばらく前から区切りをつけるつもりでいました。移住をにらんでタイミング良く辞めることにしていました。
 でも仕事そのものを辞める訳ではありません。今もらえる年金はお小遣いにも満たない微少な金額です。有り余る資産がある訳でもありません。生活資金は働いて得なければなりません。
 幸い現在やってる仕事のかなりの部分を在宅でこなすことが出来ます。仕事量を半分くらいにして、まあ頂ける報酬は激減ですが、しばらくはボケ防止も兼ねて仕事を続けます。
 だいぶ前から退職の日を指折り数えて楽しみにしていました。6ヶ月前、3ヶ月前、まだまだ先だねと思ううちに、季節が移ろい、年の瀬が迫ってきました。1ヶ月前、3週間前、10日前・・・、そして1週間前になりました。
 別に仕事を早く辞めたい訳ではありません。仕事は続けます。
 通勤地獄から解放される日を心待ちにしているのです。郊外の我が家から都心部のオフィスまで、ドアツードアで片道1時間30分(30分ほど駅をはしょってわざわざ歩いてますが)、この物理的に制約される時間が最近もったいなく思えています。
 その上電車や駅などで目にする非常識でマナーの欠如した人々の洪水。歳を重ねるごとに許せない気持ちが強くなり、大声で叱責したい衝動に駈られることが多くなってきました。このままではいつか逆ギレされて、痛い目にあいかねないと、自嘲自嘲で凌いでいます。
 通勤電車のストレスはすでにリタイヤした先輩も同様に感じていたようで、そのことを話すと納得同情してくれました。
 あと1週間、実質通勤は5日間。お疲れさん自分に言い聞かせながら頑張る覚悟です。

コメントを残す

Your email address will not be published.
Required fields are marked:*

*