念願のアーティチョークを昨年の秋に植えた。巨大化するはずの朝鮮アザミは、春を過ぎてもチョロチョロ。これがどうにか大きくなって、いよいよ蕾をつけた。
しかし写真でも判るように、アブラムシの大群にたかられて、むさくるしい状態になっていた。もう少し大きくなるのを待ちたかったが、危険を感じて収穫することにした。
茹でて、溶かしバターを付けて、外人がやるように、花びら?をむしっては、その根元を歯でしごいて柔らかな果肉を吸い取った。ほんのちょっとの身しかないのに、何とも表現の出来ない食感が楽しめる。美味しいか?と言えば美味しいし、何?って思えばそれまでだが、全ての花弁をしゃぶりつくして、最後に残った花芯は、最後の期待に十分応えてくれるものだった。こればかりは食べてみなくちゃ判らない。悪いけどそれしか言えない味がした。