飛びすぎて・・・その後

昨日桜の高枝に引っかかったbf109を救出に早朝の公園に向かった。
昔アマチュア無線の移動運用に頻繁に出かけていた時に、アンテナマストの代わりに使っていた伸縮式のケーブルフィッシャーの登場だ。電線を管の中に通す時に使うグラスファイバー製の釣竿に似たロッドで、長さは5Mほど。短いかも知れないが、これが手持ちで最も長い棒。
その竿を小脇に抱えて件のヤマサクラの下に急ぎ足で近づいて、枯れて青空が良く透けている大木を見上げて迷彩色の機体を探す。枝に異物は見当たらない。違う木かも知れないと、周りの似た様な木を探すが、純な桜の枝が広がるだけだ。
少しぐらいの風では落ちてきそうにもなく見えたが、ゆらゆらと風に吹かれるうちに自力で着陸と相成ったのであろう。おりしも通りかかった通行人に拾われたであろう事は想像に難くない。
残念、救出作戦失敗。国家機密の機体は敵国にさらわれてしまった。

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