これはLUXKIT A3500のレストア記です。リアルタイムではなくつい最近完成したのを振り返ってまとめてみたものです。
友人と楽器とバーターした往年の銘器・LIXKITのA3500を持っています。実はだいぶ痛んでいて、そのままでは使えない状態で、部屋の片隅でひっそり埋もれてました。 そのままでは勿体ないので 少し調整しなおしてヤフオクで売ってしまう魂胆で引っ張り出しました。
調べたところかなりのジャンク品でも5万円ほどの値が。じゃあこれも・・・と欲に目がくらんでの発端でした。
以前レストアしようと手に入れていたマニュアルを参考に、ちゃんと音を出すために調整を始めました。
まずは裏蓋をあけて見ました。先人の工作は完璧とは言い難く、ハンダの盛り方や配線の処理、パーツの取り付けはお世辞にも褒められた状態ではありませんでした。まあそれは置いといて、とりあえずバイアスと終段のバランス調整。規定値に収まったので真空管も、CR類も一応そのまま使える状態であるらしい。これは結構ヤフオクで良い値で落札されるかも・・・と頬が緩んだのです。
まずは試聴。結構いけるじゃないですか。うーん手放すのは惜しいね。と言うわけで兼ねてから計画のレストア作業を実行することになりました。