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iMacが壊れた・・・その1

最近iMacの動きが妙にぎこちなくなって来てました。
いろいろ考え込む動作が頻繁に現れ、レインボーカーソルがクルクルと長時間回って操作を受け付けなくなったり、文字の入力もタイミングが大きくずれて仕事になりません。
ちょっとファイルのゴミが溜まって来たかな・・・と軽く考えていた所。
ある日突然通常起動せずに異常を表すユーティリティが立ち上がりました。

いろいろ調べてみると、ハードディスクに不具合が見られました。
ついには復旧しても元に戻らない状態に。
あーやって来ました突然の招かれざる客!

仕方なく復旧の方法を幾つか探ってみました。

HDDの自力復旧・・・不可能、断念
外付けHDDからのシステム起動・・・なんとかなりそう

後者の方法を取る事にしました。
幸いバックアップは取れています。タイムマシン様さまです。

使っていなかった1GBのHDDを用意して、システムの再インストールとバックアップの復元。
なんとか使える様になりました。
しかし、所詮USB2.0のインターフェースで繋がれた外付けメディアから動かされるシステムは機敏さに欠け、ストレスが貯まります。

やっぱりこれは思い切って内蔵ハードディスクを交換するしかありません。
しかしこの判断は、アップルに送っても専門の業者に送っても、多額のコストが掛かります。

そこで一念発起、自力で分解交換を試みる事にしました。
ネットでググると幾つか事例がヒットします。
そこで明らかになった事実は意気消沈に拍車をかけました。

我が家のiMacはMid2011というタイプ。これに使われているドライブはアップル特注品のため、そのまま交換すると少々不具合が発生するらしいのです。
温度センサーが内蔵?されているようで、汎用品を使うとファンが高速で常時回転するらしいのです。
気にしなければ、とも思いますが、どうも許容出来る範囲を超えてるらしいのです。

再度ググると汎用品を使うためのケーブルキットがあるらしいのです。
ケーブルに温度センサーが追加されたスペシャルケーブルです。

これでハードディスクの問題はクリア出来ます。
早速ネットで取り寄せました。

imac-repair041

でももう一つ問題が、このケーブルを交換するにはケースの中の奥深い部分まで辿り着かなければなりません。
ディスプレーを外したり、ロジックボードを外したりする厄介な作業です。販売元で上級者向けとして注意書きがしてあります。

幸いここでもお助け舟を発見しました。
先ほどのケーブルの開発元がHDD交換の一部始終を懇切丁寧に案内するビデオを公開していたのです。

http://eshop.macsales.com/installvideos/imac_mid_2011_hd_h/

何度も何度もビデオを見ながら、まあ何とか出来るかなと言う自信がついて来た所で、いよいよ作業に取りかかりました。

作業の手順の様子を写真に収めては見たのですが、神経を使う作業の連続で、あまり記録は取れませんでした。
分解のための作業手引きにするつもりは無く、こういう流れでやったよと言う記録だと思って下さい。
技術的マニュアルを望まれたらごめんなさいです。

作業にあたり幾つか工具を用意しました。
ディスプレーのガラスを外すための吸盤。
トルクスドライバー 何種かのサイズがあるのでセット品が良さそう。
ピンセット 先が曲がったものが使い易いかも。
あとはプラスドライバーなどお馴染みのものも必要。
外したネジの管理用に、紙とマスキングテープ。
ホコリ取のクロスやエアーダスターなど。
あれば役立つのがiMacが入っていたパッケージと中の緩衝材やディスプレー保護用の袋。
などなどです。

気を落ち着けて緊張気味に作業を開始しました。

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