寒暖計の目盛が一気に上昇して、小淵沢でも2桁台です。
たくさん降った雪もほとんど姿を消して、セピア色の景色に戻りました。
そのセピア色のカーペットに目を凝らすと、緑の葉や芽が出て来ていて、少し楽しくなって来ます。
春一番に花を咲かせたのが「スノードロップ」です。
ほんの数株しかないので淋しいのですが、花の無い時期に存在感は抜群。あーやっと春がやって来た、と実感させられます。
球根の芽も伸び始めてます。
これは今年たくさん入れたチューリップ。5センチほど顔を出して来ました。
水仙やムスカリもあと少したてば膨らんだ花芽を見せてくれるでしょう。
寒い冬もいよいよ幕が落とされる季節になったのですね。
本格的な春にならないうちにやるべき事がありました。
木々の剪定です。ほとんどが秋の終わりにやっておいたのですが、一つ残されたものがありました。
白樺です。
白樺は自然樹形が良いのですが、余り丈夫な木ではないため、大きくなってもいきなり枯れて倒れたりするので、あまり始末の良い木ではありません。
道路際の白樺が大きくなって来たので気になっていたのです。
そこで思い切って頭を詰めることにしました。
お隣から大きな三脚脚立をお借りして来て、先端から数メートルのところでばっさり切り詰めました。
少し不格好で締まりのない白樺になりました。でも数年すればちょっと太っちょの白樺になり、以外に見られる樹形になります。
僅かづつですが庭に出る時間が増えてきました。春なのですね。