2月23日は隣町富士見町の日なのだそうです。
223でフジミの語呂合わせです。
町ではいろんな行事でこの日を盛り上げるイベントが企画されました。
その一つが入笠山スノーシュートレッキングでした。
参加者は総勢30名。ガイドは町在住の山岳ガイドのT氏。海外の山々を登っている若い現役クライマーです。
一行はゴンンドラに揺られて山頂駅を目指します。
山頂駅で簡単なレクチャーと準備運動の後、一列縦隊で白銀の山へ分け入って行きました。
夏場は高山植物が咲き乱れる入笠湿原も、全て雪の中。例年よりも積雪が多そうです。深いところで1mは優に超えてます。
マナスル山荘前でトイレ休憩。
スノーシュートレッキングのメッカ入笠山、ツボ足組も含めて大賑わいです。山荘前林道横はカラフルなウエアの登山者で埋め尽くされていました。
山荘を後にいよいよ入笠目指しての登りが始まります。
増して行く傾斜に、慣れないスノーシューで戸惑う人も出て来ます。
前爪が出っ歯のスノーシュー、登りでも前傾姿勢で爪先を利かすのが滑らずに高度を稼ぐコツです。
明るい落葉松林は一面深い雪で覆われています。見上げると深く吸い込まれそうな青空が、木々の枝を通して広がります。
風も少なく絶好の登山日和です。
林の中のちょっと辛い上りも束の間、林が開けて山頂付近の雪の原が見えて来ました。
最後のドーム状の雪原を登りきれば山頂です。
きつい上りも苦にせずに、一気に駆け上がります。
山頂はいつもの様に360度の大展望で迎えてくれました。
風はそれほど強くなく、ゆっくりとパノラマを楽しむ事ができました。
15分ほど休憩して下山開始。
お腹が空きました・・・しかし・・・昼食はゴンドラ山頂駅のレストラン。
さあ頑張ってひと下りです。
今日は30人と言う大所帯でした。でも、すれ違ったり、追い越されたりするのも結構な人数のグループです。中にはバスツアーもあります。
人気スポット入笠山、休日はとても混雑しているのですね。またゆっくり静かな山を楽しみに来てみようと思います。
下山は結構はかどりました。それでも予定時間をオーバーしてゴンドラ山頂駅に到着。
ちょっと遅めのランチタイムになりました。
本日のイベントの参加費は1000円です。その中にはゴンドラ往復チケット代、昼食代、お土産?などが含まれているのですから、町としては大盤振る舞いのイベントです。
1000円超のメニューが選び放題のランチサービス。選んだメニューはビーフシチュー。1月のまきば公園もビーフシチューでした。
パノラマスキー場のビーフシチューはボリューム満点、空っぽのお腹に収まっても余りある内容です。でもゴンドラを降りて食べる事になった50円引きのソフトクリーム、胃袋に収めるのに苦労しました。
今年は地域の団体が主催するスノーシューイベントに2回参加しました。
清里と富士見町、コースも企画内容も異なりますが、それぞれに楽しい時間を過ごす事が出来ました。
さあ何かまた面白そうなイベント情報探さなくては・・・。