欠品していた秋月電子のUSB-DACキットが入荷しました。
プリアンプと平行して平ラグへのパーツの組み込みは進んでいるので、最終仕上げに入りました。
これがDAコンバータの基板です。4cm角を少し越える程のコンパクトな基板です。
ぺるけさんの教えに従って電解コンデンサーの容量を変えて実装します。
オーディオ用のコンデンサにしたため、窮屈そうに収まりました。
基板には表面実装部品が実装済みなので、数本の抵抗とコンデンサを付けるだけで基板が完成します。
ただスルーホールでパターンの面積も多い所があり、しっかり加熱しないとハンダが流れないので苦労しました。
ケースの加工も完了しました。
この作例では平衡出力用のキャノン端子とRCA端子が共存します。小さなパネルにきっちり配置するのが結構大変でした。
もう一つ、USBソケットの位置決めです。DAC基板の直付けされているUSB端子を狙って最小限の穴で決めたいのです。
でも結果は惨敗。少しズレて汚い穴になってしまいました。まっ良いか・・・
バッファアンプ部の平ラグを組み付けます。先行して作ったプリアンプより部品点数も多くなっています。
背面のパネルにパーツを組み付けます。
バランス出力用のXLRレセプタクルの存在感が目立ちます。
今回は電源はアダプターを介して外部から取ります。通電を表示するLEDを付けました。
USBコネクターの穴がちょっと失敗はご愛嬌です。
基板をセットし最終的なワイヤリングを終えたところです。
平ラグ配置なのでパーツの集積度は高くは無いのですが、それなりケース内はぎっしり部品で埋められています。
後面パネル付近の配線は結構混み合ってます。
電解コンデンサーはMUSEなので大きさが目立ちます。
2台並んだプリアンプとUSB-DAC。メカニカルなハラワタ、自作機として上出来でしょう。
さてDACに通電してみます。
パソコン用のデジタルアンプにつないでテストして見ます。
おかしい・・・右チャンネルから音が出ない、ガサゴソと妙なノイズが発生している・・・
またやっちゃったかな、誤配線。
気を取り直してチェック。各部の通電状態は問題無さそう。
指でラグ板のパーツをつついていると、急に右チャンネルから音が出ました。
LPF部の立ラグに配置したパーツの接触がおかしい様です。
原因は小さなラグに押し込んだパーツの接触でした。切り残しのリードが隣のパーツに触れていた様です。
部品をきちんと整理し直して接触を解消、無事にアンプは動き始めました。
ぺるけさんの言によれば通電してから2,30時間は音が不安定のと事です。ガサゴソしたり、音に落ち着きが無いのは電解コンデンサーがエージングされれば解消する様です。
さてパソコンとUSBケーブルをつないで運用開始。
暫くあれこれ動かしてみて、音に事などについてはまたの機会にご報告します。