ミニカーを買いました。孫のためではありません。自分用です。
トミカです。ヴィーキングやヘルパ、シュコーではなく子供向けのダイキャストモデルのあれです。でもブーブー手で走らせて遊ぶ訳ではありません。そこまで脳みそは弛んではおりません。
ある方のブログを拝見したらトミカシリーズのウニモグが紹介されていました。スケールは1/88だそうです。レイアウト用にぴったりじゃありませんか。
ウニモグは私のフェイバリットな車種で、シュコーか何かを仕入れてみようと思っていた矢先の事、早速アマゾンでポチっちゃいました。ウニモグが2タイプ。一つは軌陸車という軌道が走れる両用タイプで貨車付き。レイアウトにぴったりです。おまけに510SSSも。これについてはまたの機会に。
とりあえずウニモグ。緑のは限定カラーらしいです。ノーマルなトラック仕様のU300。
中央が軌陸車です。一世代前のウニモグです。早速HOmのレールにのせてみました。スケール的に期待したのですが、残念、Nのレールを意識してか我が家の軌道ではゆるゆるです。でも強引に乗せてしまえば、まあ絵になるようです。
左端のは既にレイアウトの一員になってるKibliのウニモグです。トレーラーが付属して木材運搬を生業とさせております。
並んでみるとスケールはほぼ一緒です。でもさすがに子供用のダイキャスト。ディテールは省かれデフォルメもあります。kibliのそれはタミヤのAFVまでとは言いませんが、まあまあのディテールで1/87とすれば上出来です。
しかしどうもトミカはオモチャオモチャしてます。少し手を入れて雰囲気を作る事にしました。
ウエザリングを施すことにしました。働く車ですから汚いのが定番です。情報を頂いた方もされていた様に、まずはセオリー通りに墨入れです。パクトラタミヤのフラットブラックを薄めるのが常道ですが、私は油絵の具を使います。アイボリーブラックにオリーブグリーンを少し混ぜニュアンスのある黒を作ります。油絵用のペトロールで薄めてスジ彫りに流し込んでやります。
更にバフ色など使って埃や泥を再現するのですが、私はパステルを使います。埃や泥に近い色合いのパステルを紙ヤスリでオロします。それを刷毛などでタイヤやホイール、床下などに刷り込みます。
前輪はホイールを中心にブラウン系のパステル粉末を刷り込みました。後輪は未処理です。その差が良く分かると思います。床下も汚しておきます。
汚いドレスアップ?のビフォー・アフターです。Kibliは以前からウェザリングしていたので変わりません。小学生のオモチャが中学生対応の模型になった?くらいの変化があるのではないかと思ってます。高細密なスケールのレイアウトでもないのでこの程度のディテールで十分です。立派に点景としての大役は果たしてくれるはずです。
3タイプのウニモグの顔付比べです。さすがに左のKibliはリアリティーがあります。でもこのサイズ、幼児向けのトミカとしては善戦していると思います。なにしろ踏んでも投げても無事なのですから。kibliは子供が触っただけでクラッシュします(汗)
そのKibliのウニモグの写真を掲載してこの稿を締めたいと思います。レイアウトでのそれぞれの勇姿はいずれまた。