往年のスピーカー集合

　所用で埼玉方面に出かけた折、娘の家の物入れから出てきた古いスピーカーを回収してきました。
　一つは昔使っていたBOSE 501Z。
　それまで使っていた15インチのJBLシステムを、生活空間が脅かされるという理由で手放して、代わりに導入したのがこれでした。２本で約半坪は優に占領していた時からに比べると、その占有床面積は劇的に現象、しかもまあそれなりに聞けるからと、しばらくはメインのシステムで使っていました。
　しかしまあ所詮はミニスピーカーと大袈裟な低音ブースター、次第に飽きが来て、結局またまたそれなりのスピーカーがメインの座に就くことになり、娘のところに押し付けていたのです。
　しかし娘のところでも行き場を失って、屋根裏部屋で淋しい余生を送っていたのです。
　もう一つのBOSEが 101 IT。 これは娘の旦那が使っていた物ですが、同じように現役引退の道を歩んでいたものです。
　これはBOSEの永遠の定番101シリーズでは異色のイタリアンデザイン。まあ我が家は今年はイタリアづいていたので、これも何かの巡り合わせ、喜んで引き取ってきました。
　家に戻ると仲間が待っていました。しばらくロフトの片隅にしまわれていたJBLが、久しぶりに陽のあたる場所に出ていたのです。
　ちょっと前に知人がスピーカー余ってないか？と訪ねてきたので、しまってあったこれを引きずり出し、ついでに音を出したところ、まあまあの音で鳴ったのでしばらく様子を見ようとそのまま居間にあったのです。
　JBLでも本流のモニターシリーズではなく、お店のBGM用などによく使われていたContorol 5 Plusです。JBLと言ってもなんんちゃってですが、まあ良くも悪くもJBL、さすがにJAZZはそれなりに聞かせてくれます。
　ということで「ちゅうぶるスピーカー」大集合。折角だからきちんと音を聞いて見ることになりました。先日こさえたデジタルアンプにiPodをつないで音を出すことにしました。
　しばらくスピーカーをあれこれ繋ぎかえながら、ベストな一台を決めて、新顔のiMacのオーディオ部門を担ってもらおうと思ってます。
　ちょっと音出しした印象とパソコン周りの物理的空間を勘案すると、どうも101に軍配が上がりそうです。やっぱり永遠の名器101の流れは侮れません。