フリーの交換でつまずいた!


週末届いたGさんからの部品の到着を待って、フリーの交換を始めました。ついでにホイール全体をオーバーホールします。
タイヤは先日替えたばかりですが、今回はチューブを換えます。軽くて薄いのにしたかったのですが、耐久性の事もあり、ミシュランのB3という650用のチューブにしました。軽さも期待したのですが現状の三ツ星よりもほんのちょっとだけ軽いくらいで、残念ながら軽量化には貢献出来ませんでした。
でもバルブが短く真鍮色で格好良く人気があるらしいです。ジャストサイズなのか前の三ツ星よりも装着は楽でした。
古いフリーを外すのが大騒ぎでした。30年近くノーメンテですから固着しています。小さなモンキーではビクとも動きません。Hさんに応援依頼、足場パイプの切れ端登場でやっと外す事が出来ました。
ハブもバラします。さすがのカンパのグリースも変色していました。新しくGさんの情報でHCで入手したリチウムグリスを詰めます。このグリス、蛇腹にはいったグリスガン用のものですが、これでもかって程の量が入って298円、SHIMANOのグリスと同等品というから驚きです。でも我が家じゃ消費しきれませんね。

ハブを組み立てて、フリーをセットします。今時5速のアトムなど旧タイプのフリーは市場にありません。オークションでは超高値で取引されています。そこで狙ったのがSHIMANOのボスフリー。たまたまオークションに出ていたUGタイプの5速フリー、28までと言うのがいやですが、まあ仕方が無いので落としました。このクラスですとそんなにベラボーではありません。
とりあえずはめてみます。なんだか様子がおかしいな。シャフトが短い?
やってしまいました。シャフトを逆に付けてます。気を取り直して再組み立て、元どおりに戻しました。
でも気になる事が・・・ボス本体のネジを切ってある部分がトップスプロケットよりも飛び出ています。
6段フリーに5枚はめてる・・・そうなのでしたっけ?

嫌な予感は悪い方に的中しました。なんとチェーンステーとボス部分が喧嘩しています。クイックを締め込むと完全にホイールはロック状態になります。
えー、今日の作業は何だったの、リフレッシュした駆動部分で快適な走行が蘇るはずだったのに、一瞬にして乗れない自転車を作ってしまいました。
さー、フリーを探さないと。意外と5速のフリーは無いもので、いつもSOSで「あるよ」って返ってくる嬉しい返事も今度ばかりは空振りです。
オークションを見ると出ているのはフレンチ規格ばかりです。フレンチなんて昔はレアな存在だったような気もしますが、今は逆転、たまにあるBSCは私の廃棄処分のボロフリー並みでも目の球飛びでる法外な価格。
気長にじっくり良心的な出品者でもさがすよりなさそうです。しばらくは歯抜けのTOEIが玄関に鎮座しそうです。

2 Comments

  1. チェルト」

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    想定外の事はいつでも発生しますね。そこで知恵と経験が物を言う訳ですね。
    ボスを削る??のは如何でしょうか??
    -eof-

  2. ugc

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    そうなんです。けっこうシビアな世界です。
    本体は焼きが入っているのでなかなか大変そうです。強力な砥石がついたグラインダーなどお持ちですか?

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