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北イタリアとTMBの旅(6) エルベ峠からGenova小屋へ

7月5日(金)サンタマッダレーナ最終の行動日。


何故か今日も好天です。
ちょっと気になっていた場所へ向かいました。
というのは、いつものバス停で逆方向へ行くバスを沢山の人が待ってます。色々調べたら、少し北にあるエルベ峠へ向かうバス。その峠からフネス谷に抜ける絶好のルートがあるのです。

朝一番のバスに乗り込みました。途中狭い峠道のためか小型のバス。それにどんどんハイカーが乗り込んできて超満員。
それほど人気のエリアのようです。

小一時間バスに乗りエルベ峠着。

ここからPutia山の西側を回り込むトレッキングルートを登ります。
ドロミテらしい岩山の裾はお花畑。今日も天国のような景色を巡る山旅、本当天国に行かないように気をつけなくては、、、、

歩き始めてすぐに開けた草原に出ました。
目の前に大きなPutia山がどーんと聳えてます。

その裾野は黄色い花で埋め尽くされてました。キンポウゲが満開です。

Putia峠まで結構な登りでした。

峠で小休止、今日のベンチのお隣さんはノルウエーの方でした。

展望が開けたトレッキングルートはお花咲き乱れる天井の楽園。
キンポウゲの黄色に圧倒されますが、お花畑をよく見るといろんな高山植物がまるで図鑑のようです。

一昨日お昼を食べたジェノバ小屋で食事。
晴れた日のGenova小屋は気持ちの良いロケーションに佇んでいました。

今日は手持ちの行動食で済ませました。

この間は悪天候でパスしたルートにチャレンジ。ザレ場のトラバース気味のちょっと嫌なルートを頑張り再びお花畑の平和なパノラマをたっぷり楽しんで下山しました。

明日はトリノへ移動します。


歩行距離:11.5km
登りトータル:630m
下りトータル標高:932m
最高地点:2416m

【追記】
最初の逗留地サンタマッダレーナの総括です。
ドロミテ北部フネス谷の小さな村は世界に美しい村30選に選ばれているそうです。

確かに静かな村です。その分ホテルも少なくてアパート形式の宿泊設備が多いようです。
今回日本人には会いませんでした。見かける東洋人は中国人。
ガイドブックにも乗らないような村にも旅行者を送り込んでくる中国エージェント恐るべしです。

泊まったホテルはエーデルワイス。
かつて日本人に評判のホテルですが、最近は少ないようです。
小さな家族経営のホテルで設備は決して良くありません。
でもまあ十分快適でした。

食事はドイツ系?ついにパスタは出ませんでした。まあこれからたっぷりとイタリアンは楽しみます。

テーブルごとに大皿で料理が運ばれてきます。
子連れの家族などにとっては嬉しいサービスです。
お味は満足できるものでした。

緑の草原と瀟洒な家。
美しい村で心が休まりました。

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