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家の化粧直し

小淵沢へ移住して早10年が経ちました。
その間にだいぶ地元に慣れてきて、地域のコミュニティの輪も広がり、充実した隠遁生活を送ってます。
10年の変化は色々あって、体はそれなりに老化・・・調子が悪くて医者へ行っても、加齢が原因で返されるケースも多々あります。
家も老化が出始めて、特に木部の塗装の劣化が感じられます。
そこで思い切って外装の塗装に踏み切りました。

ご近所さんの紹介でこだわりの塗装屋さんを紹介していただきました。
木部の塗装、一度古い塗装を剥がして生地を調整、その後再塗装をするという丁寧な工程で作業を進めるそうです。
外部塗料は既存の防腐塗料に天然の植物を混入、生地にオイルを浸透させて木の耐久性を向上させます。
少々コストは割高ですが、その基本姿勢に賛同?して、お願いすることになりました。

まずは足場組み。
足場は専門の職人さんがきて約半日で組み立て完了です。
足場屋さんの話だと足場の部材が不足しているらしいです。
オリンピックや災害の影響が大きそうです。

塗装屋さんの道具を拝見。
木部の磨きはサンダーを使います。
サンダー用のペーパーが番手ごとにずらり。
木の状態に合わせて粗さを選んで行くそうです。

このように板目に沿ってサンディング。
この作業をすべての木部に行います。
木製サッシ、窓枠、破風板、軒天、、、木部の露出が多い我が家はこの作業が最大のイベントになりそうです。

作業しずらい天井裏なども丁寧に磨かれます。

古い塗装が剥がされ、生地がむき出しになった2階の窓枠とサッシ。
この作業がぐるっと家の四方の壁面に施されます。

しばらくの間サンダーの音と粉塵入り込みを防ぐため、家中の窓を閉め切った生活になります。
鯖らくの我慢でピカピカの新築時の輝きが戻ります。
それを楽しみに穴蔵生活を耐えて行こうと思います。

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