今年の異常気象、夏の暑さに続いてやってきたのは強力な台風。
9月最終の週末、この辺りを台風が過ぎて行きました。
10月1日、台風一過の晴天。
夜は満天の星、銀河はいつものように南の空へ向かって穏やかに流れていました。
しかし、台風は大きな爪痕を残していました。
台風の雨と風、特に今回は大量の雨が降り、土砂災害の警報も出ました。
その警報が現実になってました。
我が家から少し上がったところにある別荘地へ続く道路、なんと200m以上も陥没したのです。
濁流が舗装の割れ目から路盤の砂利層に侵入、徐々に浸食が始まり、やがて200m以上もアスファルトの底を削り取って、やがて表面の舗装は陥没したようです。
この別荘地へ続く道路はこの1本です。
歩いて通過はできますが、車がないと買い物もままなりません。
多分復旧までにはかなりの時間がかかるでしょう。
身近なところも例外ではないようです。
大雨は未舗装の道路に被害をもたらしました。
南北に走る道路は傾斜がきつく、轍が大きくえぐられて車の通行に支障をきたします。
特に今回の大雨は尋常ではなかったようで、あちこちで被害が出ていました。
大きく掘られた穴から出た砂利は、どんどん下流に押し出され・・・
下流の舗装路に流れ出ています。
この道は立派な舗装路です。少し先に小海線の踏切があって、線路まで砂利は押し出されていたようです。
雨ばかりではなく風の影響もありました。
風倒木が道路を塞いだり、建物にかかったりの被害も聞きます。
今回の台風は八ヶ岳周辺に被害を大きくもたらしたようです。
茅野や原村の八ヶ岳山麓では停電もあったようです。
八ヶ岳も大変です。
美濃戸から赤岳鉱泉・行者小屋への登山道も甚大な被害を受け、通行ができない状態だそうです。
この辺りはこれまで比較的天災が少ない地域と安心していました。
でも最近よく耳にする想定外のとか観測史上初の・・・とかいう文句が、自分の身近で現実になる・・・
地球にますます優しくしてあげねば、しっぺ返しされないように。