しばらく振りの更新です。
別に体調を崩したり、海外旅行に出ていた訳ではありません。
珍しく仕事が舞い込んでました。
それが一段落、いつもの生活に戻りました。
まだ外は寒いので音楽でもたっぷり聞いてのんびりしてます。
そのオーディオ環境で変化が一つ。
アナログプレーヤーを仕入れて来ました。
今まで使っていたのは借物でした。
あまり長い間借りっ放しも心苦しいので、ヤフオクで物色していたのですが、なかなか思い通りの出物にぶつかりません。
安く落ちそうなのは手がかかりそうだし、程度の良いのは結構な高値で落札されます。
気合いを入れて落としても、届いた現物にがっかり・・・では。
ちょっと出かけた折にリサイクル店を覗くと、これがありました。
パイオニアPL-30L
普及機ですが当時の評価はそれほど悪くなく、コストパフォーマンスは結構高かったようです。
程度が良く、キャビネットの傷やアクリルカバーの破損もありません。
もちろんトーンアームも見たところ問題無さそうで、回転の異常も無いそうです。
試聴出来るか確認したところOKの返事。
アンプにセットして音出し。
問題無さそう。
と言う訳で正式に我が家のオーディオ環境の一員として仲間入りです。
家に戻って早速セッティング。
カートリッジをDL-103にしてオーバーハング、針圧を調整します。
ついでに気になっていたアームを点検。
このアームにはオイルダンプと言う機能がついてます。
アームの支点上にオイル溜めがあり、アームの不要な振動を制御するためのものです。
でもこれがちょっと曲者らしいのです。
傾けたり乱暴に扱ったりするとオイル漏れでえらい目にあうらしいのです。
オイルダンプのフタを開けてみました。
なんと紙っぺらが一枚鎮座してます。
オイルをここへ入れろとの指示。しかしオイルが入った形跡はありません。
前所有者が手放す直前にオイルを抜いたか、それとも始めから入れてないか。
どっちにしてもオイルダンプは使わなくても良いと思っていたので、かえって手間が省けました。
おまけとしてカートリッジがついてました。
SHURE M95HE でした。
V-15じゃないのが残念ですが、針もしっかりしていて使えます。
最近はJAZZばかり聞くのでこれもなかなかラッキーなおまけです。
セットが終わって音出しです。
いつものお気に入りに針を落として見ます。
良いですね、操作性も悪くないし、音も出ます(!)
今まで使っていたのはマイクロのDD-7。それに比べると1ランク下のグレード。アームの機能や質感、ターンテーブルの精度なども若干劣るかも知れません。
そんな先入観からのインプレッション・・・
音が軽い感じ、良く言えば明るく軽快、悪く言えば軽薄。
重心が高い感じかな、35年も前の一万札の重みの差と思うのはヒガミですか・・・。
再度カートリッジやトーンアームの調整、設置の仕方など追い込んでみたら、しっかりした音が出る様になりました。
長期保管で固着した可動部の馴らしを兼ねて、しばらくはアナログオンリーばかり聴きそうです。
でも、困った事にソースがありません。
しばらくはヤフオクの膨大なレコードオークションの海を彷徨う事になりそうです。