X20を使い始めて幾つか気になる所が出て来ました。
コンパクトなボディーサイズが売りのコンデジですが、反面操作性が犠牲になります。
特に毎回必ず操作しなければならないシャッターまわりに気になる所が多々でてきました。
しかしその不満を解消するためのパーツがいくつか出ています。
その一つがソフトシャッターボタンです。
狭いスペースに押し込められた小さなシャッターボタンは、太い男の指での繊細な操作には不向きです。
ましてスキーなど手袋をはめての操作は尚更です。
そこでちょっとした小物の登場です。
幸いX20のシャッターレリーズボタンは、昔の機械式シャッターカメラのボタンに倣ってネジ穴が切ってあります。
懐かしいケーブルレリーズの装着が可能なのです。
この穴を利用して直径1センチ程のボタンをネジ止めし、指先とシャッターレリーズの連携をソフトかつシビアに実現すると言う代物です。
ソフトレリーズ云々とかいう名称で昔からあった部品です。
早速取り寄せてみました。
CAM-Inと言うブランドのソフトシャッターボタンでシルバータイプです。
指輪でも入ってそうな立派な箱に入って届きました。(箱は要らんから安くして・・・)
真鍮製と言う事で小さいながら重量感があります。
でもシルバー塗装はしょぼい仕上げで少しがっかり。メッキにして下さい。
指があたる面は凹面のを選んでみました。その方が指先が落ち着くと思っての選択です。
装着してみました。
結構存在感があります。
シルバーなので少し目立ち過ぎです。赤もあったのですが、それはもっと目立ったでしょうね。
肝心の使用感。
指先の収まりは良くなりました。大きなボタンのお陰で指先の迷いはなくなります。
手袋でも問題は無く操作出来ます。
ただ、凹面の選択が正しかったかは疑問です。
実は凸面タイプもあるのです。
装着した雰囲気は凹面の方がカメラらしく、デザイン的にそれを選んだ所もあるのですが・・・。
指先の自然な角度を勘案してみると、意外に凸面が使い易いのでは?と感じ始めてます。
またお小遣いに余裕ができたら赤い凸面のボタンでも入手してみたいと思います。
さあ次の目標はサムレストです。
親指をホールドする事でシャッターボタンの操作性が一段と高まります。
フィルムカメラの巻き上げレバー的外見もなかなかです。
少しづつですがドレスアップと機能性の向上を模索中のX20です。