西湖でちょっと

　タイヤとリアディレーラの換装のチェックに西湖までやってきました。と言うのは大仰な言い草で、毎年西湖の根場の里で開催しているHさんご夫妻の展示会が実はメインなのです。結局はお二人の車に自転車ごと便乗して、帰りには豪華ディナー外食？のおまけがつきます。

　西湖の根場のいやしの里は昭和41年の台風災害で壊滅した在りし日の根場集落を復活しようと言うプロジェクトの成果です。茅葺きの古民家がずらっと並び、壮大な富士を仰ぎ見る素晴らしいロケーションです。ちょっとわざとらしい感じも残りますが・・・
　その藁葺き民家がギャラリーになっています。その軒下でのショット。レストア途中のTOEIと妻が乗るためのARAYAの古いMTBです。
　ここを起点に西湖周辺をポタリングしてきます。

　でも今日の西湖はタイミング的にはNGでした。ロードレースの開催日だったのです。ロードレースの案内で、一瞬サイクリストの深層心理に電撃が走りました。ロードレースが見られるのかな・・・でも走って来たのは4000人近いランナーの集団。周回道路の片側を開放しての大会だったのです。
　結局ずっと様々なランナーの様子を観察しながらの周回になりました。
　ところでタイヤの様子は快調です。軽いです。ビードの落ち着きに不安もあるのでコーナーリングや急ダッシュなどタイヤに大きな負担をかける事は控えましたが、多分問題ないはずです。
　時代を少しさかのぼったディレーラーも快調で、スパスパ決まってくれるし、テンション取りきれないでチェーンが外れる事も、とりあえずありませんでした。

　根場の集落に戻り、西湖畔でのランチタイムです。今日のランチはサンドイッチ。もちろん自分で焼いたカンパーニュに、飛騨のオンジ手作りのロースハムと美味しいチーズをはさんだスペシャルサンド。西湖に浮かんだボートの釣り師の暇な一日を眺めながらの至福の一時でした。残念ながら富士山は梅雨空の彼方で拝む事が出来ませんでした。
　自転車に乗る時間は少なかったものの、まあ調子を見る事は出来ました。新たに問題も浮き出てきました。フリーの調子がいまいちです。よく見たら26枚だと思っていたローがスタンダードな24でした。せめて26枚の高原仕様に変更したいので、これも70年〜80年代のボスフリーを探す必要が出てきました。
　レストアはまだまだ途中です。