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タイヤとリアディレーラ


 土曜日、午前中は庭仕事。植木の移動を何本か。午後からはTOEIいじりの続きです。
 今日荷物が届きました。
 一個はSさんからグランボアの32B。もう一つは高校時代からの友人のKからのサンプレのリアディレーラでした。

 早速レストア開始。まずはリアディレーラです。

 今まで付いていたのがこれ。プレステージ?クリテリウム?・・・どっちにしてもスプリングがへたり、樹脂も随分くたびれていて、プーリーも歯が欠けていました。
 送られて来たのはそれよりも少し古い時代のプレステージ?でも程度はよろしくてしばらくは問題なく使えそうです。60年代末期のものでしょうか。まあ私のTOEIは70年代中期モデルと言う事で、考証的には問題無しです。

 初期のモデルのためか本体付け根のテンションスプリングの機構が原始的で、取付が結構厄介でした。あまり考えずにつけられる後期モデルのありがたさが良く分かります。

 後輪をいじったついでに、サンプレックスのクイックシャフトもきれいに清掃。ハンドル部のカバーは健在でした。これがなくなったらとってもしまらないクイックシャフトに転落します。

 お次ぎはタイヤ交換。グランボアの32Bです。ケブラービードのかなり細めで軽量なタイヤです。泥よけのクリアランスが心配ですが、まずはつけてみます。

 ケブラータイプのタイヤを扱うのは初めてです。ワイヤービードのミシュランと並べてみると、なんだか布切れみたいにペラペラで頼りなさそうです。
 実際はめ込みの作業も大変でした。一度収まったタイヤに空気を目一杯入れてみたところ、少したって大音響! なななんとチューブがタイヤからムニューとはみ出してます。うまくビードが収まってなくて、一部ビードが外れていました。
 リムは大昔のMAVICでビード部分に引っかかりもなく、リムの断面が台形で外に向かって傾斜が付いてます。そのためかと疑りましたが、再度しっかりビードをはめ込み、均一に収まっているか確認した上で、おそるおそる空気をいれました。
 今度は大丈夫でした。今日は雨降りなので実走は出来ませんでした、

 先日紹介したパナレーサーの32Bとのツーショットです。グランボアのトレッドの方が実用的な感じがします。実寸はナショナルが31mmちょっと、グランボアが 30mm を切るか切らないかでやはり細いですね。

 心配したガードのクリアランス。よく見ると向こう側が透けて見えます。ステーを詰めて、皮パッキンを一枚ほどかましておけば問題ないレベルのようです。一安心。

 タイヤ交換でだいぶ実戦体制が整ってきました。重量はちょうど10Kgでした。多分走行での軽さはもっと体感できそうです。さあ後一踏ん張り。目指せ9K台!

2 Comments

  1. 匿名

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    こんにちは。LKFです。
    レストアずいぶん進みましたね。マッドガードクリアランスを調整すれば完成でしょうか。しかし10Kgとは軽量ですね。レイノルズの薄いチューブでしょうか・・・。良い感じですね。

  2. ugc

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    LKFさん
    レストアも大詰めです。タイヤを換えてとても快調です。
    10kgですからそんなに軽い訳ではないですが、タイヤの交換で600gは計量できた計算です。他の部品は特に軽量化してませんが、出来るところがあれば試してみたいと思います。
    まだまだ現役のTOEIです。

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