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紅茶のお店ができました


 忙しかった土曜日、朝一番で資源ゴミを出しに公民館へ、その後妻はご近所さんを駅まで送りに出かけ、その足で友人宅のわんちゃんのお散歩、戻って一緒にブルーベリーの植え付けとかの庭仕事、お昼前には知人宅まで足を伸ばして「ウルイ」の採集、さっさとお昼をかき込んでほっと一息もつかの間、急な来客・・・と分刻み新幹線並みのスケジュールで時間が過ぎて行きました。なんのスローライフか・・・?
 でもこの日は大きなイベントが控えていました。Hさんの知り合いが長坂に紅茶の専門店をオープン、さっそくお茶をしに行くことになっていたのです。
 場所は清春美術館のすぐそばです。新築なった瀟洒なこじんまりした可愛らしいお店です。

 店名は「ロプチュー」インドの紅茶の産地らしいです。茶葉の販売がメインですが勿論紅茶とお菓子が楽しめるティールームでもあります。
 紅茶とセットでスコーンとケーキサレのティーセットがおすすめのようです。
 ではそのメニューの一部を紹介しましょう。

 まずは紅茶。今日は初めてなのでストレートにダージリンです。一人前づつティーポットで出てきます。センスの良いポットと色合いのよくわかるカップが本気で迫ってきます。この日は店の名前のロプチュー産をいただきました。

 
 スコーンセットです。一つは旬のヨモギが入ってます。さっくりした食感で甘さを控えた大人の味です。おやつというより立派な軽食です。地場の手作りイチゴジャムがついてました。もう少したつとルバーブになるようです。

 お次ぎはケークサレのセットです。最近あちこちで耳にするケークサレ、まあ野菜のパウンドケーキなのでしょうか。巷ではやっているそれは未経験なのでなんとも言えませんが、この店のそれは軽くてサクッとした食感が売り物です。勿論中身は季節の野菜が主体です。実はこのケークサレは我が家の近所の人気レストラン「悠山房」の手になるもので、毎日焼きあげたものが運ばれてきます。

 このお店、何故かとても落ち着くのです。建物から出てくる匂いにとても懐かしいものを感じるのです。じつはこれを建てたのは我が家を建てたS棟梁だったのです。デザインは大きく違っていても、彼の人となりが仕上げに出ていて、違和感なくなじめてしまうのです。
 この建物も、悠山房の建物も、Hさん宅も、そして我が家もS棟梁の作品です。大工さんつながりというのも面白い絆ですね。
 忙しい一日もこのゆったりとしたティータイムで締めることができました。でも暑い一日だったなあ・・・。

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