今年の冬の頃から近所に雉が棲み始めました。小海線をはさんだ唐松林の辺りを住まいと定めたらしく、頻繁にケーンという鳴き声が聞こえます。
だんだんテリトリーを広げているらしく、このところ小海線を跨いで、お隣の畑を散歩するようになりました。
ちょっと前には我が庭の境まで遠征してきて、大音量の「ケーン!」が聞こえてびっくりしました。
今日もケンケン喧しく、見ると小海線の線路脇を行ったり来たりしています。カメラを抱えて近寄って見ると、微妙な間合いを取って遠ざかります。でも逃げるわけではなく、フジザクラの根元を回り込むようにしてトコトコと歩いています。まるで鬼ごっこです。
小海線が轟音と共にやって来ても臆する事無く、ケーンと対抗して一鳴き。悠々と散歩を続けています。
この辺の雉は鳴いても撃たれる心配は無いようです。