しばらくパン焼きをサボっていたのですが、粉の賞味期限も近づいたので焼き方を忘れないうちにボチボチと再開です。
手持ちの粉が準強力粉だけになっていたので、ハード系のパンを焼きます。先週久し振りに焼いてみて、ちょっと感じるところがあって、続けて今日もカンパーニュを焼きました。
感じるところと言うのは「捏ねない」事です。ハード系のパンの場合、強力粉をギンギン捏ねてつくる食パン系と違って、皮パリ感と中身モッチリ感を出すために「捏ねすぎ」はいけないらしいです。いままでは一緒くたにキッチンエイドでガラガラやっていたのですが、先日ほとんど捏ねずに焼いてみたら、まあまあの食感で焼き上がりました。
その感触をいかそうと、今回は水分多め、少しオートリーズ(水と粉を混ぜて暫く放置する事)して、ちょっちょとまとめて、さっさと発酵させました。
酵母は面倒のないパネトーネマザーで、定量の2/3くらいで試してみました。
我が家は電気オーブンなのでいつも焼き上がりのパンチに欠けます。今日は10度設定温度を上げ、時間も多めにしてみました。
まあまあクープも開いてくれました。釜から出すと微かですがピチピチと皮が踊る音がしました。
あとは食べて見てのお楽しみ。思い描く理想の味と、現実に口に入る味との食い違いにいつもがっかりするので、少しはギャップが埋まっていると良いのですが・・・。