ちょっと遅かった紅葉巡り

　八ヶ岳東南麓の紅葉ポイントを巡りました。今年は紅葉が遅いと思っていたのですが、さすがに大泉・清里エリアはピークを過ぎてました。辛うじて唐松が黄金色に染まっていたのが救いでした。
　紅葉巡りの起点は川俣川に架かる高原大橋です。深い谷にかかる橋の上からは八ヶ岳ももちろん、富士山や南アルプスの大パノラマも望めます。

　川俣川東沢渓谷沿いの遊歩道入り口にある吐竜の滝です。大きな龍が白糸のような水を吐き出しているイメージですね。

　渓谷の道を離れて県営牧場に上がって来ました。やはり紅葉はおわりかけてます。ここも眺めは最高です。

　立派な大木、何の木？　山梨という噂もありますが、綺麗な黄葉をまだたくさん残してくれてました。遠景の山は権現岳と三ツ頭。

　絶景ポイントでで有名な赤い橋、東沢大橋です。広葉樹のほとんどは枯れ木になってました。ここも何とか唐松のお陰で空振りにはなりませんでした。

　東沢大橋から渓谷沿いに下ります。大きな岩がごろごろで、時々丸太の急な階段も現れ、結構大変です。渓谷の流れは小さいながらも、なかなかの景観、紅葉が終わってるのが残念です。山梨のミニ奥入瀬･･･とは言い過ぎですが、結構良い雰囲気の渓谷です。

　晩秋の柔らかな日射しを透して、モミジやカエデが浮かび上がります。

　今日のオマケです。吐竜の滝付近の渓谷を小海線が跨ぎます。高い橋脚の上に鉄橋がのっています。これは面白い小海線の撮影ポイントになりそうです。小海線の列車は来なかったので残念でした。
　ざっと大泉周辺を回った紅葉巡り、紅葉はピークを過ぎていてがっかりでしたが、渓谷と牧場を巡るルートを知ることが出来ました。清泉寮へもルートをつなぐことが出来ます。今度はちゃんとハイキングの用意をして、大きな周遊コースを歩いてみたいと思います。