© 2010 pico6. All rights reserved.

デジタルアンプの仕上げ


 週末に完成したデジタルアンプ、快調に動いています。少しきつい音がするかなという部分は残っていますが、毎日朝から晩までBGMを流しながらエージングの最中です。電子部品といえども機械的に構成されている訳で、電気を流し、信号を流すことでエージング、まあこなれて来るというわけです。それでも解決しない場合はコンデンサーなど交換しながら様子を見ることになります。
 メカとして落ち着いたところで、少しお化粧して上げました。キットでオマケ的についてきたケースは、一番安価なアルミのペラペラ品です。そのうち厚手のアルミケースでも奢って上げたいと思うのですが、まあしばらくはこのまま行きます。
 でもやっぱり味気ないので、サイドに板をつけてちょっとお洒落してみました。最近はあまり見かけませんが、昔の高級オーディオ機器には定番だったオプションです。
 物置を物色、ウォールナットの角材がありました。幅がケースの高さとぴったり合います。さすがに4cmもの角材では存在感があり過ぎなので、またまたHさんのお手を煩わせて、薄くカットして頂きました。オイルで仕上げてアンプに装着。安物のケースがちょっとは高級に見えて来ました。板の重みがプラスして落ち着きも良くなりました。
 さてこのシステムなかなか使えます。iPodに入っているソースが活かせるのでBGM的用途にはぴったりです。CDではアルバムごとにごそごそ作業が入りますが、iPodなら入っている曲を、いろんなパターンで再生出来ますので手間いらずです。もちろんネットラジオもグッドです。
 iPodの音をCDレベルの高音質で再生出来れば尚更です。少しでも近づけるためにiTunesのエンコーディングをappleロスレスにしました。ただし問題が起きました。iPod Touchは8Gです。あっという間に満杯になってしまいます。
 そこで2本立てにしました。
 ネットラジオ iPod Touch
 アルバム再生 iPod 80G
iPodは80GBですから当分満杯にはならないでしょう。あっち使ったりこっち使ったりで煩雑ですが、まあ我慢です。
 アンプを仕込んでいたら色々と良からぬ構想が浮かび上がってきました。
 iPodの音をより高音質で聞くためにはデジタル信号を取り出し、DAC(デジタル→アナログ変換器)を経由してこのアンプに送り込んでやるのが最良です。しかしケチなアップル社は標準でデジタル信号を取り出すインターフェイスを装備してくれてません。メーカーがアップル社と契約すると可能になるらしいですが、アマチュアのレベルでは不可能です。コントロールデッキとDAコンバータが一体化している製品がありますが、とても高価です。
 貧乏人にとってなかなか厳しい状況ですが、ならば自作という手もあります。調べて見るとキットもあるし、制作記事もヒットします。少し時間をかけて検討しましょう。
 いよいよ本格的な冬が近づいてきました。この小さなアンプに今年は活躍してもらいましょう。

コメントを残す

Your email address will not be published.
Required fields are marked:*

*