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秋の夜長の電子工作


 このところめっきり日暮れが早くなりました。5時を過ぎると辺りは薄暗くなってきます。6時には灯りがないと困ります。庭や畑の仕事も5時までがせいぜいで、6時になると家の中に引っ込んで、つまらないTVでも眺めることになります。
 そんな秋の夜長、読書にでも励めば呆け防止になるのでしょうが、本を読み出すと眠くなる性癖はこの歳になっても消えません。
 そこで好きな電子工作でもする事にしました。
 題目はデジタルアンプです。真空管のアンプにうつつを抜かしていた自分にとって、対極に存在するデジタルアンプは無縁の存在にありました。少し前に同じように球アンプを自作しているIさんが訪ねて来た時に、出来たてほやほやのデジタルアンプを持参してきました。小っちゃな筐体にコンパクトに組みこまれたアンプを見て、面白そうとは思いつつ、作って見ようとは思いませんでした。
 ところがひょんなきっかけから、デジタルアンプ制作を決意したのです。

 娘のところで眠っていたiPod touchを貰い受けて来たのが発端です。活用法をいろいろ考えているうちに、ネットラジオをBGM的に流すことを思いつきました。とりあえずアンプにつないで聞き始めました。選曲の好みがあうソースも見つかりました。でも普通のアンプで一日中鳴らすのじゃ電気代が勿体ない・・・と言う事で、効率が良くコンパクトなデジタルアンプが浮かび上がってきたのです。
 こんな用途に使うアンプはネットで探せば安いのが見つかるし、パソコン用のアンプ付きSPと言う手もあるのですが、ここは秋の夜長を利用して自分で作る事にしました。
 早速ネットでキットを注文、あっという間に届いた部品がこれです。TA2020-20という1チップの大型ICを使っているので、制作は楽そうです。部品も一式セットされたキットです。
 ネットで調べると制作記事が山ほど出てきます。Iさんからも情報をたくさん頂きました。さあ今週はこれで予定が詰まりました。久し振りに半田のガスでもたっぷり吸い込みましょう。(身体に悪そう・・・)

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