週末娘達家族が押し寄せてきました。日曜日、幸いお天気がもちなおしてまあまあの行楽日和、それではと言う事でお弁当を小脇に抱えて入笠山へ向かいました。
この時期入笠山へはマイカー規制が敷かれ、車は強制的にパノラマスキー場へと導かれてしまいます。子連れパーティーは吸い込まれるようにゴンドラのターミナルへ。お一人様往復1,600円也・・・大人4人様、子供2人様ごあんなーい!・・・締めて諭吉様がほとんど消えて無くなります。あーこれは富士見町の陰謀か。
山頂駅から歩いて10分、小さな小さな尾瀬のような入笠湿原に到着します。
標高が高いこの湿原はやっと芽吹きがすんで、これから夏支度という具合で、柔らかい新緑に包まれていました。
ちょうど小梨の花がきれいに咲いてました。小梨の木が湿原を取り囲むように生えていて、緑のカーペットを白いスクリーンで囲むようにアクセントをつけていました。
湿原の外れにある小屋の前は超賑わっていました。スズラン目当てのツアーバスらしき一行が何組もいて大盛況です。
皆さんお目当てがこのスズランの大群落です。一番上の写真の右上の緑の斜面、これが全てスズランで埋め尽くされています。
斜面に付けられた遊歩道から見たスズランの大群落。壮観です。でもこの時期山肌からしみ出る水のせいで遊歩道がグチャグチャドロドロ、のんびりとスズランを愛でながら歩き難いのが残念です。
雷注意報が出ていましたが、にわか雨にも遭わずに、強烈な日射しに痛めつけられることもなく、快適に湿原の散歩が出来ました。
たまには入笠山も良いものです。