高山の丹生川に手作りソーセージと生ハムを作る工房があります。何度かチラッとその話題をご紹介していますが、その工房までひとっ走り、行ってまいりました。
実は訳あって、工場に併設していたレストランが閉鎖されるとの事で、これは一大事とやって来た次第です。LUFT HIDA(ルフトヒダ) 飛騨工房と言い、松本から安房トンネルを抜け、平湯を下りて高山の盆地にさしかかったところの、丹生川防方の国道158号線沿いにその工房があります。高山に向かって左側に建つ大きなハーフティンバー様式の館です。その建物自体がランドマーク的ですからいやでも目に付くと思います。
大きな吹き抜けの広間で、ドイツ仕込みのマイスターがプロデュースする本格的ドイツソーセージと、地元飛騨牛のステーキが、とてもリーズナブルな価格で食べることが出来ます。お肉屋さん直営だからこそ出来るサービスです。
全てが本格的なスタイルを貫き、正目入り口の看板は、正真正銘本場欧州の火作りブラケット。中央には飛騨牛がどーんと鎮座しております。
供されるソーセージは怪しげな混ぜものは一切使わない本物のドイツソーセージ。ミュンヘン名物のヴァイスブルストは絶品です。
もう一つルフトヒダのこだわりが生ハム。飛騨産の生ハムが数百本、温度と湿度を管理された養生庫に並ぶ様は壮観です。最初の仕込みから約2年ほど経ち、やっと熟成したハムが生まれつつあります。
もちろん世界の生ハムを楽しむことも可能です。パルマ産のプロシュット・クルード、スペイン産のハモンイベリコ・ペジョータ、ハモンセラーノなどなど世界の高級生ハムを、これも結構リーズナブルな価格で楽しむことが出来ます。
これは生まれたての飛騨の生ハムです。これからどんどん熟成が進み、旨味が増してくるようです。ちょっと試食させて頂きましたが、パルマに似た旨味の詰まった味に仕上がっているようです。
この素晴らしいソーセージと生ハムの館が閉じようとしています。深い事情があるかと思いますが、とても残念な事です。レストランは営業を止めることになったようですが、メニューを限定し、ビュッフェスタイルでしばらくの間は営業を続けるとのことです。
この貴重な本物のソーセージを味わいに飛騨まで行ってみませんか。もしも訪ねるチャンスがありましたら、そこの責任者風の方に(?)、私から聞いたとお伝えください。きっと歓迎してくれるはずです。
飛騨高山はとても良いところです。工房のまわりは長閑な山間の田園地帯です。遠くに白山の山並みを望むことができます。もちろん北アルプスも、乗鞍もすぐ手の届くようなところにあります。
今生活している小淵沢とはまた違う世界が広がっています。日本の田園の原風景がそこにあるような気がします。
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どうもです。
レストランは、閉鎖されるのですね? で、ハム工場は、そのまま??
レストランが閉鎖されると、工場で作られた生ハムは、どうすれば口にする事が出来るのでしょうか??
akc
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チェルトさん
9月頃までは直接行けば食べられます。予定がはっきりしていたら私からお伝えします。
1本5kgだそうです。お値段は・・・お問い合わせください。
みんなで盛り上げて、再開出来るように運動しましょう???