先日グラッパ蒸留所を見学に行った折、案内してくれたワイナリーの社長さんに聞いたことがあります。
標高1000mでも葡萄の栽培が可能か?と言う問いです。すかさず社長さんから「問題ない」との答えが返ってきました。プロが市場に出荷したり、高級ワインの醸造に使う訳じゃなく、個人が楽しむ目的ならという但し書きはつきそうですが、枯れることは無さそうです。
そこで聞いた情報を元に、勝沼の苗を専門に手がける農園から苗を仕入れました。
希望的には「ロザリオ ビアンコ」みたいな欧州種の皮まで食べられるのが良かったのですが、さすがにこの環境では難しいらしく、巨峰がおすすめの様でした。巨峰と言っても品種が沢山あるようで、なんとか2号とか言うとても巨峰とは思えないような名前の品種が届きました。
届いた苗はしっかりした苗でした。ホームセンターで売ってる物の倍以上の価格でしたが、がっちりした台木に長く豊富な根がついています。ホームセンターのとは別物でした。ワイナリーや葡萄園などプロの為に苗木を供給している苗木やさんなのでした。
指示に従って植え込みました。でもこのところの低温、開きかけた新芽が寒そうにしています。つくづく今年の異常気象が恨めしく思えます。
どういう形に仕立てるかはまだ未定ですが、垣根のように横に枝を這わせてエスパリエ風に仕立ててみようと思います。
これで念願の果樹の一つ葡萄を植えることが出来ました。実はイチジクも欲しいのですが、どうもここの寒さには耐えられないようです。近所に一軒植えてるところがあるのですが実を見たことがありません。イチジクは諦めるようですね。