道具立ての揃った日曜日、快晴の上天気を利用して、Hさんご夫婦と霧ヶ峰へバックカントリースキーのデビュー戦に向かいました。
良いロケーションに越してきたお陰で、霧ヶ峰へは下道経由でも1時間です。今日はビーナスラインの冬季閉鎖ゲートがある、八島湿原まで足を伸ばしてみることになりました。スキー場のあるところから10分ほど車で進んだ所です。
駐車場からは北アルプスが一望できます。特に真っ白な乗鞍が印象的です。
さあ準備をしていよいよバックカントリーにスキーを滑り入れます。湿原は立ち入り禁止ですから、夏道に沿って、左回りで一週することにしました。木道らしいところを行くのは面白くないので、すこし山側のあまり人が入っていないカラマツの林間を行きます。ステップソール(滑り止めのウロコ付)の威力で、緩斜面ならスイスイ登れます。でも雪が少なくてブッシュが飛び出し、あまりコンデションは良くなさそうです。
調子に乗って登っているうちに、湿原から随分高度を上げてしまったので、下降します。でもこれが結構一苦労、ブッシュにスキーが刺さったりして転倒!、思い通りにならないスキーに悪戦苦闘、修行が足りません。
降り立ったところはなだらかな起伏の続く開けた雪原です。
ウサギの足跡が一直線に続いていて、我々を誘ってくれています。
(その後、鹿ではないかというチェルトさんからの連絡を受けました。確かに足跡には蹄のように割れた溝がありますね。)
のんびりスキーを滑らして、対岸の奥霧の小屋到着。小休止。ここまでほとんど人とすれ違いませんでした。まあ勝手に林の中を滑らして来たので、当然です。そんな事が出来るのがバックカントリースキーの魅力です。
ここから少し疎らな樹林帯の登りです。調子に乗って物見岩方面へ入りかけたところで気がついて、沢を強引に越えて御射山方面へルートを取り直しました。物見岩や蝶々深山へのルートは次回にとっておきます。
沢床へ大きく一度下って、林の中の急斜面を登り返します。このくらいのアルバイトは覚悟の上です。
沢を越えて再び大雪原に出ました。自分の好きなルートをまっさらな雪面をかき分けて進んで行きます。今日は風もないのでとても爽快です。
湿原の南側の斜面を登り返して、出発地の八島山荘を目指します。右手に広大な真っ白い湿原を望みながら、緩やかな登行がしばらく続きます。
ルートは湿原沿いの木道に入りますが、大穴がぼこぼこあいて不愉快なので、少し山側の雪原を行きます。スキーはこれが楽に出来るのがメリットです。でも積雪量が少なくてブッシュが多くてちょっと愉快じゃないところもあります。
のんびり2時間半、終始穏やかな天気に恵まれ、初バックカントリスキーは無事終了しました。心配した妻も、苦労しながらも無事完走できました。我が家から1時間ちょっとでこんなに楽しい遊び場がありました。もっと技術を磨いて、そのうち車山からここまで、一気に滑り降りる日を目指して、近所のゲレンデでたっぷり精進しましょう。
最後は駐車場でのランチ。大きなワゴン車の車内でスープを作り、持参のサンドイッチをぱくつきました。食べ過ぎ・・・、重くなった瞼を必死で持ちこたえながら、帰宅の途につきました。
SECRET: 0
PASS: 6868307551464866536b6d6d7559647031766765754f705454437738714d49304bec81b4bec954f4f187842c89f1a3a559ca7106a4509ab4f40faf9311b637f6
おはようございます。
蓼科高原も3月の終わりごろから春の山菜が取れ始めます。 私は、そんなに山菜に詳しくないのですが。
・ふきのとう
・タンポポ
・土筆
・タラの芽
・山ぶき
・アケビの芽
ぐらいでしょうか・・、これらを楽しみにしています。
敷地内でこれらは、ほどほど取れるのですが、近くにある池(調整池)の斜面には、沢山のタラの木がありますが、早々に取られてしまいますが、10センチほど伸びた新芽が残っている事が多く、それを食します。
とげが有りますがとてもおいしいですね。
私にとっての「春」の始まりです。
-eof-
SECRET: 0
PASS: 683231463262354b376c65336e476436534c466d45497353635038636566584ff3fe405e629fa7b30deda413674244915ebd5d24603d244e9ef933acdb120526
チェルトさん
もうすぐですね。庭の片隅に移植した蕗ですが、蕾、蕗のとうがボチボチ出てますよ。
この辺りも山菜は豊富ですが競争相手が多くて口にするのは大変です。特に潤沢に出回るGWあたりは他県ナンバーの車に要注意!しっかり摘まれてしまいます。