日曜日、良く晴れて風も収まり、昨日までの氷点下の厳冬状態から一転、絶好のアウトドア日和になりました。
朝早くHさんから電話が入り、「家の隣の牧草地でスキーの練習をしましょう」とのお誘いが入りました。
と言うわけでスキーを担いで牧草地へ行きました。傾斜は緩く、滑るという練習には不向きですが、広ーい雪原なので歩き回るには好都合の場所です。
緩斜面と言っても少しは傾斜があるわけで、妻は普通のアルペンスキーだったので、登りは階段登行を強いられ、結構苦労していました。
おろしたての革靴は快調です。スキーとの相性も良いらしく、この様な雪原ではクロカンと同じようにスッスッと前進して行きます。緩傾斜も同様です。しかしどの程度までステップカットのウロコの効果が期待出来るのかままだ未知数です。案外だらしないのでしょうか。
ステップカットのついた板の特殊な一面も見えました。スキーを前方に滑らしたときに、不用意にウロコ部分を雪面に押しつけてしまうと、一瞬ブレーキがかかったように、前につんのめる感じがするときがあります。この辺りが微妙なところなのでしょうか。
足の加重も微妙です。靴とバインディングとスキーが完全に一体化していないのかこのシステムの特徴ですが、どこへ加重すればよいか良くわかりません。前方へかけようとすると踵が不安定で、スキーも不安定になるし、後方へ体重をかけようとしても、靴が脚を支えるアルペンと違って、後ろにこけそうになって、これまた不安定です。
結局ターンを経験することなく終わりました。ゲレンデに行くか、いきなり本番を経験するか、試練はこれからです。
風も弱くドピーカンの雪原散歩、ずっと続けていたかったのですが、急用が出来てスキー練習は午前中で打ち切りになりました。