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秋の恵み



 この辺りも随分と秋の色が濃くなってきました。いち早く紅葉している木々も目立ちます。
 家の周りの恵みの木たちもいよいよ本領を発揮してきました。クルミと栗です。
 小海線の踏切脇に大きな鬼胡桃があります。夏頃からボチボチと実が落ちていたのですが、やっと良い状態になってきたので、せっせと栗鼠さんモードで拾い集めてます。
 最初は外側の果肉がついたままで放っておいたのです。果肉が黒くなって腐るのを待つわけです。でも近所の方から別の方法を伝授されました。青いまま足で踏みつけて果肉を剥がし取ってしまうのです。種がしっかり充実した実は、足で踏むと簡単に皮と果肉がポロッととれて、きれいな種(つまり胡桃の実?)が現れます。これを少しきれいに水洗いして乾燥させて保存します。
 鬼ぐるみは殻が固いので割るのに一苦労しますが、しっかり油がのりコクのある美味しい味です。
 栗はこの辺り沢山あります。結構道ばたに落ちてます。でも殆ど、いや全てと言って良いほど虫食いです。木の上のイガから強引に引きずり出した実も同様です。
 先輩住民に聞いたら「虫食って当たり前、半分残れば良いじゃない、虫だって貴重なタンパク源だし」とワイルドなアドバイスをもらいました。
 虫の穴がぼこっと開いた栗を毎朝拾い集めてます。

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