庭先を走る小海線ですが、毎日見るのはお昼過ぎに一往復するハイブリッド キハE200(上の写真)か定番のキハ110の2編成です。
でも時々イレギュラーが走ります。先日見た軌道試験車のキヤもそうでした。
今日の昼頃です。踏切の警報音が鳴り始めました。いつものカンカン音です。少し間をおいて列車の音が近づいてきました。でも少し様子がおかしいので、ふと窓の外に目をやるとびっくりです。ガラガラと下品なエンジン音だなと思っているところに、いきなりDD16が現れました。引いているのはちょっと恥ずかしいくらいに派手な車両が2両。窓の部分が開放されたトロッコ型の客車です。
そうかこれが噂に聞く「風っこ八ヶ岳高原号」なのです。臨時列車の運転日は今週末の2日間。たぶん回送されてきた編成の試運転?だったのでしょう、乗客はいなくて、速度も遅めでした。
この間あっという間の出来事で、この前のキヤの時と同じくカメラを構える余裕は無く、過ぎ去って行きました。
小淵沢から野辺山に向かった事は想像に難くなく、もう一度引き返して来るはずだと、それからは警報が鳴るたびにカメラを構えて窓に張り付きました。
でもみんな空振り。冒頭の写真のように、いつもの列車が走り抜けて行きました。
夕方、買い物で出かけてしまったので、多分その頃に戻って来た可能性があります。
今週末は飛騨から岐阜の方へ出かけてしまい、残念ながら本番の運行が見られないのが心残りです。
もしかして今日は野辺山あたりに停まっていて、明日引き返して来ないかなとかすかな期待をしています。