12月最初の土曜日、3週間ぶりの現場です。ドキドキしながら我が家へ、小海線の踏切を渡ると見えてきました。Hさんからはあまり進展が無いような事を聞いていたのですが、家の色が変わっていました。
ブルーから白へ、そうです外壁の仕上げが終わっていました。
壁の仕上げ材はベルアートSiというアクリル系の仕上げ材です。ジョリパッドという銘柄が有名ですが、それの国産版と言ったところの製品で、耐久性はこっちの方に軍配があがるとも聞いてますが、単純にコストの関係からの選択です。
仕上げた表面がこれです。不規則な小さな凹凸があります。漆喰のようにツルッとした仕上がりではなく、微妙な表情が全体に広がります。
真っ白で少し仕上がりに不安を抱いていたのですが、この微妙な凹凸の陰影のためオフホワイト調の落ち着いた色合いになっています。少し濃いめの木部のブラウンとのコントラストも良くて、ほっとしました。まだ養生のフィルムが窓を覆っているので全体に寝ぼけた外観ですが、足場が外れて養生が取れると、きっと良い表情を見せてくれると期待しています。
今日も棟梁との打ち合わせがあります。家の中は大変暖かく、これも心配を打ち切ってくれました。内装はまだ完璧ではなく、むき出しの断熱材が目立ちますが、それでこの状況なら、快適な冬越しが出来そうです。
相変わらずキッチリ?とちらけた現場の隅で打ち合わせ。収納スペースの造作が今回のメインテーマです。キッチン道具大臣の妻の細かな要望を伝えます。私もついでに、自分のストレージの棚について要望を出しておきました。
細かな進行については追々写真でお見せします。
帰りがけにとんでもないことに気がつきました。現場から小海線の踏切に向かう途中、なんと富士山の頭が正面に浮かんでいたのです。てっきりここから富士山は見えない!と思っていたので、気にも止めてなかったのです。我が家からだとちょうど南側の唐松が邪魔をしていたのです。葉の落ちた唐松の枝の間をよく見てみると富士山が鎮座していました。
思わぬプレゼントにとっても得した気分で嬉しくなりました。