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Casa Milleの上棟げ(その1)



 10月4日(土)
 台風のせいで延期になった棟上げの日です。早朝5時半過ぎ自宅を出て小淵沢に向かいました。ETCの早朝割引を使うためと、作業の出だしに間に合わせたかったので、頑張っての早出です。前日棟梁に早く行くと告げたところ、「恥ずかしいから来ないで!」と意味不明の返事、この真相をつかむためにも早く行かなきゃ!?
 心配した天気。自宅付近は何となく空一面を覆い尽くす雲。でも気象に少しは通じている元山屋の経験で、これは朝の内だけの雲で、日中は晴れると信じて車を一路小淵沢へ。
 途中でノンビリ朝食をとり、甲府昭和で下道を行って、現着は8時ちょっと過ぎ。


 えー、もう随分進んでる!。せいぜい一階の床がサラの状態と踏んでいたのですが、すでに1階部分の柱や梁がほぼ全て組まれていて、2階部分の柱立てと、床張りが進みつつありました。
 出遅れたー。基礎の状態もよく見たかったのですが。


 庭に山積みされた部材。これがほぼ無くなると棟上げが完了。でもしっかり残ってます。先は長いぞ。


 心配だった天気は全く問題なく、風も無い絶好の日和、少し霞が多くて山の輪郭がいまいちすっきりしませんが、建ちつつある家の柱の合間に南アルプスが覗いてます。これが求めていた景色。


 ほぼ組み上がってきた1階部分。図面が3次元の空間になり、現実の世界に変化していく様子がわかり、いよいよという感慨がこみ上げてきます。


 我がS棟梁の仕事仲間たちが応援で駆けつけてくれました。独立した棟梁たちで、特にSさんと同期の彼は棟上げの作業の仕切りを任され若手に采配をふるっていました。




 2階の床に28mmの根太レス合板が敷き詰められて行きます。
 10時 ほぼ2階の床を張り終えたところで休憩。進行状況はどんな具合なんだろうか、素人目には順調で、この分なら十分明るい内に上棟式までこぎ着けそうな感じです。


 小海線の線路上から見たCasa Milleです。存在感が出てきました。
<続く>

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