久しく遠ざかっていた山へリハビリを兼ねて出かけてみた。
仕事の環境が変わって2ヶ月近くまともにこのページの更新もままならなかったが、連休は少し息抜きが出来そう、と言うわけで体力増強を兼ねて、近郊の低山に久しぶりに出かけた。
21世紀に入ってからこの方、まともな活動はしてない。高血圧で過度な登山は出来なくなったり、大阪に単身赴任して京都巡りにうつつを抜かしていたり、始めた事業で365日働くことになったり・・・理由はともあれ山には随分御無沙汰だ。
天気もよいし、これからの計画もいろいろ持ち上がってきたので、意を決してリハビリ兼ねて、家を出た。
行き先は日高の日和田山。まあヨチヨチ歩きのリハビリには良いフィールドだ。
早朝に車を駆って日高へ。登山口のスペースに車が何台か置けたはずなので、それを目指す。ところが久しぶりでコースミス。何故か高麗神社の境内に車が止まった。
まあ良いか、少し林道(失礼県道かな)歩きも余分にあるが、一層リハビリには好適かな。
ザックを背負って舗装道路をとぼとぼ歩きだす。
登山口には立派な臨時駐車場があった。300円取られる。まあ少しハードなアルバイトだが只でとめられる神社が正解?(最後にお参りして賽銭払いました)
新緑のまぶしい山道を30分も行かないうちに、山頂手前の見晴らしの良い鳥居のある岩が露出したピークに到着。はるか東京新宿のビル郡もくっきりと。西の方には富士山が頭を覗かせている。
そこから一登りで本当の山頂。木に覆われた山頂だが東京方面だけは開けている。
心地よい風が吹き抜ける。見晴らしの良い下の展望台に比べて静かだ。本当は弁当を持ってきたのだが、時間が早いのでお菓子をつまんだだけで山頂を後にする。
さっさと昔の感覚を取り戻すように風のように下ってみたかったが、歳なりの体はいう事利かない。妻はストックを使った。その有効性が立証された。今度は自分も使う。
寄り道しながら神社に戻り参拝。帰路に狭山のカルフールで明日のSLMT用の食料を買出して帰宅した。
久しぶりの山は低山でも気持ちよかった。 妻は「また病み付きになる」と宣言。私の仕事が忙しい時でも一人で行く覚悟らしい。