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840円のチューナー

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BGM的に音楽を鳴らすには、幾つかの方法がありますが、最近めっきり見られなくなってきたチューナーの利用と言う選択肢があります。エアーチェックと言う音源が貴重な時代は、皆さんこぞってFM番組をチェックしてました。FMレコパルなる雑誌も大分買わされたものです。
リバイバルと言うわけでは無いのですが、このところ気になっていて、ヤフオクで・・・と思ったのですが、とんでもないJANK品つかまされるのもかなわないので、近所のハードオフを覗いてみました。ありました、Jankでなんと840円。「電源入りました」のPOPがついてます。
店の人に確認。
「ちゃんと聴けるのでしょうか?」
「ジャンク品なので何とも言えません。部品取り用とお考えください」
部品必要な機器持ってないし、まあダメモトでも1000円以下だし、いいか。
機種はDENONのTU-720。もちろんコロンビア時代のもの。シンセではなくアナログチューナーでしょう多分。

家に持ち帰り恐る恐る電源を。予告どおりチャンと入りました。で放送は。アンテナが無いのでTVのケーブルを強引につなぐと。出ました。昔懐かしいFMの変調がメインのシステムから出てきました。アナログ的な柔らかい音です。でもやはり専用のアンテナが無いと十分な電波の強度が得られないのか、特有のピンクノイズが消えません。完全に同調してもザー音が気になります。アンテナをどうにかしましょう。暇が出来たらFM放送用のヘンテナ(知る人ぞ知るアマチュア無線家に人気のアンテナ)でこさえるつもりです。

なにはともあれ840円のチューナはジャンクから這い出たのでした。

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