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A3500レストア その4

レストア開始・3日目〜毎晩少しずつ

Amp10 さてぼちぼちとレストア開始。まずはプリント基板のレストアです。折角なので基板も全て部品を剥ぎ取って、総入れ替えとも思ったのですが、コンデンサーと一部の抵抗を新しくするのに留めました。
基板が普通のベークで、25年以上の経年変化を考慮し、あまり必要以上の熱を加えないほうが良いかもとの判断。抵抗は結構良いものが付いてるし、ソケットも基板用は持ってないので、この部分についてはオリジナルを活かすことになりました。
写真はコンデンサーが付く部分がまだ空白です。ここへ新しいのをのせますが、4半世紀経った現在、パーツの進化のせいか、実装したコンデンサーは基板のアタリ枠よりもずっと小振りに収まりました。抵抗の大きさはさほど変化ないですが、コンデンサーの小型化はずいぶん進んだようですね。

Amp11 リフレッシュした基板をシャーシに戻して、マニュアル通りに配線作業を開始しました。
オリジナルでは0.5φの単線がメインの配線材として使われていました。最初に本機の裏蓋を外した時に、その細い線材に驚きました。それまで自作したアンプでは、これでもか、と言うほど太目の線材を使ってましたから尚更です。
高電圧対策さえ十分であれば、電流はさほど多くないので、この線径で問題ないですよね。太くすれば音質改善・・・なんてのは妄想かも。
0.5φで高電圧(600V)の線材を探したのですが、たまたまベルデンのAWG22を小分けして販売しているお店(ラジオデパートの鈴喜電気のはす向かい)を見つけ購入。ついでにベルデンのAWG18を大電流部用に切り売りで購入。
ベルデンAWG22は見た目も細く、固くて単線と同じような扱いができるので、オリジナルの雰囲気を残した配線が可能になりました。

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