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ミニワッター制作開始

この週はとんでもない悪天候で明けました。
雪が降って、20cmほど積もったところで、雨が降り、グチャグチャになったところで、一気に冷え込みました。

miniwatter02

たちの悪い湿雪が車に踏まれてスケートリンクのトラックの様になってます。
郵便をポストに投函しながら、ちょっとひと歩きと勇んで家を出たのですが、滑って転んで大けがしては目も当てられないので、早々に家に引っ込みました。

ちょうど注文していたパーツが届いていたので、また暫くは電子工作で時を過ごす事にしました。

今回の題材は「ミニワッター」です。
聞き慣れない言葉ですが、平たく言えば小さな出力のエコな真空管式アンプです。
今回も元ネタは「ぺるけさん」。詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

真空管はMT管という小さな球を使います。パワーは1W以下です。その分省エネで消費電力は30W以下です。
このところ聴いているLUXのアンプは250W以上の電力を消費します。BGM的に音楽を聴きながしていては電気代も馬鹿になりません。
1W以下でも普通に聴くには十分な音量が確保できそうなのです。

作るのは6N6Pと言うロシアの球を使ったプッシュプルタイプのアンプです。「6N6P全段差動プッシュプルアンプ
ぺるけさん流に全段差動式で組まれています。使うトランスも小さくて懐にも優しい部品が使われています。
しかし出来上がったアンプは、素直な好ましい音質に仕上がり、純粋に音楽が楽しめるとても評判の良いものです。

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今日の作業は、パーツの確認、ケースの下加工、そして電源部ユニットの作成でした。

電源ユニットはぺるけ式に平ラグ板にパーツを取り付けて組み上げます。
単純な形状のラグ板に、部品を取り付け、ジャンパー線で繋いで行く作業ですが、コンデンサやダイオードの極性を間違えない様に慎重に組み込んで行きます。
ハンダをしっかりと流しておかないと接触不良で誤動作の原因になります。

12Pの平ラグ板に電源部のパーツを組み込んだところでパワーユニットの完成。再度配線ミスが無いかチェック。
今日はここまで、要のアンプ部分はじっくり組むので、もう少し完成までは時間がかかりそうです。

2 Comments

  1. チェルト

    お〜っ、もう制作開始ですか。
    聴き比べしましょう。
    -eof-

    • suzuki@ugc

      肝心の真空管が入荷待ち?なのですが、ブツは手に入ったので制作開始です。
      来週にはできるかな。
      6DJ8との聴き比べも楽しみですね。

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