ELAC用スタンドの最終的な詰めの作業に入りました。
作業場がデッキなので、このところの安定した天気のおかげで、無事進める事が出来ました。
支柱とスピーカーを乗せる天板の結合です。ベース板と手法は同じで、支柱に鬼目ナットを埋め込み、キャップスクリューで止めます。
トリマーで角パイプがはまる溝が切ってあるので、確実にかつ水平に天板の固定が出来ました。
最終的な組立の前に塗装です。
物置を物色したら、だいぶ前に使い残した年代物のWATOCOオイルが出て来ました。どろっと少々濃縮熟成されてます。色付きが良さそうなので好都合?、拭き塗り仕上げでオイルを染み込ませました。
更に蜜蝋を塗り込んでしっとりさせます。
仕上がったパーツです。
組立前にやる事がもう一つ。
鉄のパイプは当然ながら空洞です。このままでは共振したりして悪影響が考えられます。
世の中には高級な制振材がある様ですが、たまたまレンガ敷に使った珪砂の残りがあったので、それをパイプに詰め込むことにしました。
そのままではさらさらとこぼれて来そうなので、両端にスタイロフォームの栓をします。
発泡スチロールよりも密度も高く、これ自体もそこそこ制振効果がありそうです。
支柱の砂詰めが済んだら最終組み立ててです。
ベースにスパイクもセットして、所定の位置に置いてみます。
音出しです。いつものリファレンスCDをかけてみます。
仮置していた時とは別格の鳴り方をしてきました。
音の芯がしっかりして来ます。余分な響きを排除したクリヤーな鳴り方が更に強調された様です。
隣のパイオニアのトールボーイは全体に渡って響きが付帯します。聴き方によっては深みのある奥行きのある音に聞こえます。
ぱっと聞いた印象ではこっちが良い様に思えます。悪く言えば素人受けする鳴り方?
スピーカーユニットの大きさや数、箱の大きさのキャラクターが出ている結果かと・・・。
ELACからは余分な響きを感じません。ちょっと聞いた感じでは無味乾燥。
スタンドが変わってもその傾向は変わりません。
ちょっと艶っぽさを持たせたり、空気感に深みを持たせたり・・・持って行きたい方向が出て来るのですが、果たしてどんな音が正解なのかは分かりません。
低域については小口径SPとは思えない迫力を感じます。
でも音量を上げて行くと、スタンドか振動し、安物のスパイクではしっかりと制振出来ずに床がビリビリ震えます。
スピーカーと置台の間にそれなりのインシュレータが必要です。ベースと床のアイソレーションも課題です。
まずは形になったスタンド、使い込みはこれからです。
ご無沙汰しております。
ペるけMiniwatter先程完成しました。 ただ今音だし(エージング)中です。
結構良いですね、HPAにもなります。 AKI_DACと合わせて結構質の高い音で
聴けます。
ところで、このブログのコメントですが、画像が貼れると便利なのですが・・・
では
AKC
今度聴かせて下さい。
私はボチボチと真空管式プリアンプでも作ります。
まずはトーンコントロール部のロータリースイッチとCR類の空中配線にチャレンジです。
コメントへの画像の貼付けは考えていません。あしからず。