過日転がり込んで来たELAC CL310iJETスピーカー、その実力を十分に引き出すためにスタンドが不可欠です。
とりあえず適当な台に乗せているのですが、頑張って工作してみる事になりました。
プロトタイプは当然オリジナルの専用スタンド。
でもオリジナルはスチール製。雰囲気を残しつつDIYしやすい材料でモデファイする事にしました。
材料ですが、物置を物色していたら、高山の家具屋さんが放出し薪に成りかけていたウオールナット?らしい厚い板きれが出て来ました。
重さもあるのでベースとして行かす事にしました。
家具クラフトマンのHさんのご協力を得て、奇麗に2枚に分割製材、ついでに天板用のメープル板も頂いちゃいました。
問題は支柱。考えた末、鉄の角パイプに白羽の矢を当てました。
パイプはインターネットのサイトで購入。希望の長さにカットして送ってくれます。
100x40mmで2.3mm厚。結構重量感があります。
一緒にスピーカーマウント用に4mm厚のアルミ板も取り寄せました。
鉄パイプだけでは味気ないので、AKCさんにお願いして、タンノイの端材のバーチ合板を用立てて頂き、鉄と木材のハイブリッドと洒落込む事にしました。
ベースの厚板と鉄パイプの結合に頭を悩ませました。
いろいろ考えた末、トリマーで外形に合わせて彫り込んで安定させる事にしました。
まずはパイプの形状に合わせたガイドテンプレートを作ります。
逃げを考慮して少し大きめの角穴を5.5mmの合板に開けます。糸鋸盤はないので直線切りした板を組み合わせ薄いベニアにありつける事で直線性を確保しました。
ベースの厚板に両面テープとマスキングテープでテンプレートを固定。
ストレートビットで少しづつ彫り込んで行きます。
仕上がりがこれ。ちょっと内側が乱れたのはご愛嬌。すっぽりとパイプが嵌るはずです。
うまく嵌りました。キチキチの彫り込みではないので落ち着き具合はいまいちですが、ちゃんと自立します。
左右を21mm厚のバーチ合板ではさみ込み、ネジでベースと連結するので、強固に結合出来るはずです。
スピーカーを置く天板も同様に加工しました。
仕上がりのイメージです。
ネジ止めなどしていないのですがちゃんと自立出来てます。
残す作業はパイプと側板の結合、ベース・天板との結合です。
明日からいろいろ野暮用が増えるので、仕上げは年内は無理かも知れません。
正月にたっぷりELACで音楽を聴きたいのですが、お預けの公算大です。