3連休の中日、朝から快晴です。
早朝に携帯へメール着信。Sさんが中央道のごく近所を走行中。朝飯どうぞ、とお誘い。
やって来たSさんと緊急朝食会。
Sさんは早々に次の目的地へ向かって出発。
で、天気がとても良いので、急遽近所の山へ出かける事になりました。
行く先は富士見高原スキー場を取り巻く森の散策コース。
不動清水から鼻戸屋への周遊コースです。
カートが上り下りする鹿の湯からの登りではなく、不動清水からの逆コースです。
実は来週末この逆コースでウオーキングの集いがあるのですが、チビ達の運動会見物で埼玉へ出ていて参加出来ないので、自主ウオーキング、と言う次第?です。
高原スキー場を右手に見ながら、ゴルフ場を過ぎ、落葉松の林の中を登ります。
ごく最近伐採が入ったようで、間伐されて明るく気持ちよい樹林の小径が続きます。
林道を縫う様にして暫く上がると五叉路に出ます。
ここでポイントを2ヶ所巡る事にします。
まずは左の小径に入って不動清水を目指します。
程なく伐採で明るく切り開かれた不動清水に。雨不足で渇水が心配でしたが、辛うじて清らかな水が流れていました。
次の目的地は盃流し。一枚岩が水流に削られて出来た窪みが奇観を呈してます。
平安の雅な遊びから名付けられた風流な景観なのですが、残念ながら渇水で美しい流れを見る事は出来ませんでした。
名所見物?のあとは暫く林間の静かな路を下り気味に進みます。
やがて木の間越しにスキー場の最上部が見えて来ました。
さらに進むと樹々の間に大きな石の彫刻が現れ出しました。
創造の森、鼻戸屋到着です。
ここからは富士山方面の展望が大きく開けます。
富士山や南アルプスにはモクモクと雲がかかり全景を見る事は出来ませんが、茅が岳はくっきりと稜線を浮かび上がらせていました。
ここで少し早めですがランチタイム。ばたばたと握ってきたおむすびを頬ばります。
世界各国から若い芸術家が集まって制作したと言う何十点ものオブジェが広場のあちこちに点在します。
ここも伐採が進み、明るい林になったようで、シャクナゲを大量に移植中でした。
来年はシャクナゲの森として売り出すらのかな?
鼻戸屋からスキー場のゲレンデに飛び出してみました。
結構な急斜面の草地を下ります。
冬スキーで来ているので歩いて下る感覚にちょっと違和感があります。広い草地の斜面はパラグライダーの格好のゲレンデもあるようです。
ゲレンデを一番下まで歩いてみました。百合の名残が一杯です。百合の時期は入場料をしっかり徴収されるので、いつも外から覗いて帰ります。
その一番下に落とし穴が・・・
出口のゲートが閉じているのです。しっかり施錠されています。もう入場は制限されていないのに!
仕方無く大脱走を演じる事になりました。
噂に聞いていたものの未経験の場所に行って見る事が出来ました。
想像以上に満足出来たスポットです。
天気が良くて見晴らしの良い時にフラッとやって来れるポイントが増えました。