俗に「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言います。
桜は剪定を控えて自然樹形で楽しみ、梅は剪定して花付きを良くする・・・と言うような例えらしいです。
しかし庭のシンンボルツリーである我が家の山桜は、樹形がひどく乱れて気になっていました。
そこへ助け舟。ご近所の知り合いで山仕事をされている方に乱れた枝を落として頂く事になったのです。
事前に落としたい枝を地上で確認、小さな枝打ち用のチェーンソーを腰に付け、スルスルと桜の木に登って作業が始まりました。
地上であれこれ指示を出し切るべき枝を確認、一度に落とさずに小さめに分割して枝が払われます。
見るからに折れそうな細身の枝に乗り、軽快に作業が続きます。
さすがにプロ。切られた枝は庭の花木を痛める事無く、アプローチの砂利の上にピンポイントで落ちて来ます。
小一時間の作業のあと、散髪後の髪の毛よろしく、こざっぱりした桜になりました。
まだ少し落ち着かないシルエットも残りますが、数年後にはまとまった樹形が復活する事でしょう。
越して来て丸3年が経過しました。庭の樹木たちの変化も大きくなって来たようです。